作品情報
ぼくが取り損なったボールは、なぜか見つからないことが多い。
『ジジ きみと歩いた』は、宮下恵茉による児童文芸新人賞の受賞作。ぼくが取り損なったボールは、なぜか見つからないことが多い。草むらをかきまわしてしると、そばにジジムサイ犬がいた…いぬとぼくとのものがたり。 男の子4人がジジと名付けた野良犬を飼うことを通して,複雑な家庭環境で生き抜く様子を描く。第15回小川未明文学賞大賞受賞作品。
書籍情報
- 出版社
- 学研プラス
- 発売日
- 2007-06-01
- ページ数
- 151ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 21.2 x 14.6 x 2.2 cm
- ISBN-13
- 9784052028359
- ISBN-10
- 405202835X
- 価格
- 178 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第15回小川未明文学賞大賞受賞作品。遊び仲間の四人の男の子が、「ジジ」と名付けた野良犬を飼うことに。二人はすぐ脱落し、残った二人がジジの世話をすることになる。その二人の、家庭内の事情による複雑な内面を、表現豊かに描ききった作品。 ・宮下恵茉 ・版型:A5 ・総ページ数:152 ・ISBNコード:9784052028359 ・出版年月日:2007/06/12
レビュー
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ジジが教えてくれたこと
私の町にもシマシマの煙突の工場があった。 河原でナンベーをする男の子たちがいた。 「ジジ きみと歩いた」を読んで 忘れていたあの頃のことが思い出された。 主人公の翼君はちょっと気の弱い男の子だけど 「ジジ」と出会うことで少しずつ成長していく。 そしてそれまでわからなかった自分の周りの たくさんのきらきらしたものに気づいていくのだ。 彼が精一杯の勇気をふりしぼる場面に感動。 あなたはあなたでいいんですよと 翼君とジジを通して作者が私たちに語りかけてくるよう。 大人の方こそ是非ご一読をオススメします。
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主人公のお母さんがカッコイイ!
小学4年生の時、川原で拾ったジジくさい顔の犬『ジジ』、友だち4人で協力して飼おう、ということで、マンション住まいでないぼくの家で預かることになった。しかし、5年生になると2人抜けてしまい、ぼくと来生くんだけとなってしまった。赤ちゃんの時に父親を亡くしていたぼくは、お父さんが生きている、来生くんが羨ましかったのだが――。 後半の主人公のお母さんがとってもカッコイイです!!犬を飼う時には超現実的だと思いましたが、いや、普通、ここまで犬を飼うには――のノウハウをスラスラまくし立てれないよな、と違うベクトルも働きました。 主人公のお母さんのかっこよさと、主人公の頑張りにまたまたホロリとなってしまいました。 ただ、クリスマスのくだりだけは明言を避けてほしかった、というのが夢を守りたい立場の意見ですね。それだけは要注意です!! その分、星ひとつ減らしました。
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ジジぼくも歩いた
読み終えた後愛犬をギュっとしました。 前半は子供の頃を思い出しながら サラサラと読んでましたが 家族愛 友情 人と犬との絆 主人公の翼君のほほがカッと熱くなる度に 僕も熱くなった 後半は手に汗握るドラマチックな展開に 最後の最後までハラハラドキドキ! ずっと手元に置いておきたい 自分の子供にも読ませたい1冊です。
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自由犬、ジジ
ひょんなことから、のら犬ジジを飼うことになった翼。 仲間四人で世話するはずが、結局残ったのは翼と来生君だけ。 だが、明るくて親切で優等生で、デキスギと呼ばれている来生君には、誰にもいえない秘密があった。 笑顔のかげに隠された来生君の痛みを知ってゆくことで芽生える真の友情。 大人と呼ばれる人間たちの弱さ、ずるさ、しぶとさまでが、ユーモラスに、のら犬ジジによってあぶり出されてくる。 人と犬、人と人のかけ合いが笑える。 笑った後に、つい、ほろりとさせられる一冊。
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懐かしい感じですがスリリング
小学生の頃の懐かしい感じがします。家族の一員の飼い犬はとても愛おしい。
関連する文学賞
- 児童文芸新人賞 第37回(2008年) ・受賞
- 小川未明文学賞 第15回(2006年) ・大賞