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あの日、ともに見上げた空 (ティーンズ文学館)

小川未明文学賞

あの日、ともに見上げた空 (ティーンズ文学館)

黒田季菜子

小学5年生の伊吹は、突然叫んだり駆けだしたりする兄・ほーちゃんを、どこか遠い存在のように感じている。ほーちゃんが病気で修学旅行を逃したことから始まる「やりなおし修学旅行」を通して、伊吹は家族や支援者、さまざまな人々と関わり、相手の気持ちを想像することを学んでいく。受賞時の題名「ほーちゃんと、旅に出る」を改題して刊行された物語。

きょうだい多様性障害と理解修学旅行人とのつながり

作品情報

子どもから大人、そして犬までを巻き込む旅の準備が、伊吹とほーちゃんの見える世界を少しずつ広げていく。

第33回小川未明文学賞大賞作を、Gakkenが『あの日、ともに見上げた空』として書籍化した児童文学。軽やかな関西弁と多彩な登場人物を通して、「ふつう」とは何か、助け合うことや「ありがとう」が誰のためにあるのかを問いかける。

書籍情報

出版社
Gakken
発売日
2025-11-20
ページ数
192ページ
言語
日本語
サイズ
13.5 x 1.8 x 19.5 cm
ISBN-13
9784052062445
ISBN-10
4052062442
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/人文・思想/教育学/障害児・福祉教育/障害児教育

――第33回小川未明文学賞大賞作品―― 小学5年生のわたしには、ひとつ上の兄・ほーちゃんがいます。 ほーちゃんは、わたしとはぜんぜんちがう人間です。 ときどき馬が草原をギャロップするみたいに駆けだしたり、 とつぜん大きな声を空にむけて放ったり。 ほーちゃんのほーちゃんらしさについて、わたしはそれほど「なんでだろうなぁ」と思ったことがないのです。 それがほーちゃんだからです。 そんな兄が、インフルエンザで修学旅行に行けませんでした。 ところがそれをきっかけに、2歳の子どもから79歳のおとなまで、 さらには犬のフジまでまきこむ、やりなおし修学旅行がはじまり……!? 重厚なテーマと軽やかな関西弁が織りなす、ふしぎな感動作品。 「ありがとう」の意味や、人とのつながりを見つめなおす物語です。

作・黒田季菜子 10代の長男・長女、小学校低学年で心疾患児の次女を持つ3児の母。娘の闘病や子どもたちとの日々のあれこれ、自身の雑感や小説などをnoteやweb連載などで発表。独特の筆致で、子育てママだけでなく幅広い層に読まれている。『ほーちゃんと、旅に出る』で第33回小川未明文学賞の大賞を受賞。著書『まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。』『今は子育て三時間目』(以上KADOKAWA)など。X(旧Twitter)@3h4m1

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