風流尸解記 (講談社文芸文庫 かD 1)
敗戦後の東京を背景に、盲目の少女との出会いから、愛欲、死、幻影が絡み合う小説。金子光晴は詩人らしい濃密な言葉で、人間の哀しさ、愛しさ、残酷さを同時にあぶり出す。
戦後東京愛欲死の幻影詩的散文
作品情報
恋の道行きが地獄巡りへ変わる、詩人金子光晴の異色小説。
講談社文芸文庫版は表題作に加え、金子光晴の小説六篇を併録する。恋の甘さだけでなく、肉体と記憶にまとわりつく死の感覚を描いた表題作は、詩人の小説表現を知る入口にもなる。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1990-09-01
- ページ数
- 343ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061960947
- ISBN-10
- 4061960946
- 価格
- 542 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
まだ焼け跡の残る敗戦直後の東京の町の片すみで男は抱いた少女の裸身の背後に、朽ち果てた無残な女たちの尸(しかばね)の幻影を見る。恋の道ゆき、地獄廻りのものがたりに、人間の哀しさ、愛しさと残酷さを容赦ない筆致で剔出する『風流尸解記』。芸術選奨受賞。『蛾』『手』『心猿』『姫鬼』『獲麟』『樹懶』の6短篇を併せて優れた現代詩人金子信晴の遺した全小説7篇を集成。
レビュー
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状態並みでした。
他と比べて「良い」が少し下がりますね