日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
紺野機業場 (講談社文芸文庫 しA 3)

芸術選奨文部科学大臣賞

紺野機業場 (講談社文芸文庫 しA 3)

庄野潤三

『紺野機業場』は、北陸の小さな織物工場を営む一家をめぐり、日々の営みから一族の長い時間を描き出す長篇である。聞き書きに近い穏やかな語りが、土地の信仰、年中行事、家族の記憶を静かに重ねていく。

家族史地方の暮らし聞き書き織物工場

作品情報

小さな機業場の日常から、土地と家族の百年を照らす長篇。

芸術選奨受賞作。北陸の河口の町を舞台に、紺野友次という老主人とその家族の来歴をたどり、慎ましい暮らしの奥にある豊かな時間を描く。講談社文芸文庫版で紙版 ISBN と電子版の刊行が確認できる。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
1991-12-01
ページ数
329ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784061961562
ISBN-10
406196156X
価格
507 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

北陸の海端のさびしい河口の町。快活で研究心に富み、情に厚く飾り気のない人柄の小さな織物工場を営む老主人紺野友次。家族の消息やありふれた日常の中に、年中行事、信仰、習俗などにささえられた100年にも及ぶ一族の歴史が描かれ、懐かしい日本の原風景が刻される。地方に生活する人々の真情を淡々と綴る浄福の世界。芸術選奨受賞。

レビュー

  • 芸術選奨

    1969年9月の『群像』に掲載され芸術選奨文部大臣賞を受賞。紺野という一家の歴史が語り伝えられている。作中に出てくる小松市長の名前は変名になっている。

関連する文学賞