作品情報
父祖の地を訪ねた青年が、二つの国のあいだにある自分の輪郭を見つめ直す。
李起昇の群像新人賞受賞作。韓国を訪れた在日韓国人青年・朴英浩の視線を通して、二つの国にまたがる自己認識の揺れを描く。家族や故郷の感触が、静かな緊張として立ち上がる。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1985-09-01
- ページ数
- 166ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062022767
- ISBN-10
- 4062022761
- 価格
- 5000 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第28回(1985年) 群像新人文学賞受賞
レビュー
-
群像新人賞
芥川賞候補作。在日の青年が韓国へ渡る話。題名はオートバイで、しかし関釜連絡船にバイクが載せられなかったので、バイクは回想場面にしか出てこない。船中で中村佳子という、韓国人と結婚するつもりだったのが相手の親の反対でダメになり傷心のうちに韓国旅行する女と出会い、この女とあれこれ在日の立場について話す。それなりに美人らしくもあるし、主人公けっこうイケメンなのかと思うがまあ都合のいい設定である。バイクの描写もキザ。
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