作品情報
野間文芸賞で受賞対象となった『ひべるにあ島紀行』。
『ひべるにあ島紀行』は、富岡多恵子による作品で、1997年の野間文芸賞で受賞対象となった。講談社から刊行された作品として読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1997-09-01
- ページ数
- 302ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062087766
- ISBN-10
- 4062087766
- 価格
- 2474 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
ケルトの妖精が誘う西の果てアイルランド――幻想と現実が交錯して織りなす魂のタペストリー 『ガリヴァー旅行記』の作者スイフトが生涯抱きつづけた激しい怒り、そしてひとりの女性との「激しい友情」――冬の国(ヒベルニア)=アイルランドからナパアイ国へ、時空を超えてひとの関係のかたちを辿り、存在の哀しみをとらえる力作長編小説。
レビュー
-
文学賞のはずし方
富岡多恵子は、優れた文学者である。小説なら「波うつ土地」、評論なら『中勘助の恋』が名作である。後者は読売文学賞受賞作だが、前者は何も貰っていない。かくしてこの本が野間文芸賞受賞作だが、とにかくつまらない。ただアイルランド紀行である。文学賞というものが、いかに「はずし」てしまうかの好例ともいうべき例として銘記してもらいたい。
関連する文学賞
- 野間文芸賞 第50回(1997年) ・受賞