日本の文学賞

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野間文芸賞 のまぶんげいしょう

第50回(1997年)

純文学小説戯曲評論

受賞者

2名
田久保英夫 たくぼ ひでお 受賞

医師、画家、映画プロデューサーなど、生への旺盛な情熱を抱きながら自らを負の方向へ追いやる人々を描く、七編の連作短編集。孤立した魂が自然との交響のなかで癒やしを求め、死者の魂と向き合いながら生の根源を探っていく。

孤立した魂と自然の声が響き合い、生と死の根へ降りていく七つの物語。

218ページ
孤立した魂死者の魂自然との交響生の根源
富岡多恵子 とみおか たえこ 受賞

『ガリヴァー旅行記』に導かれてアイルランドへ向かう「わたし」の旅に、作者ジョナサン・スウィフトの生涯とひとりの女性との強い結びつき、妖精のような男たちとの記憶、架空のナパアイ国の奇怪な光景が重なっていく。現実、歴史、幻想を織り合わせながら、人と人との関係のかたちと孤独な存在の哀しみを描く長編小説。

アイルランドから架空のナパアイ国へ。歴史と記憶と幻想が折り重なる旅のなかで、孤絶した魂が呼び交わす。

302ページ
アイルランドとケルト文化スウィフトと『ガリヴァー旅行記』現実・記憶・幻想の交錯友情と性愛孤独と存在の哀しみ