Work Information
振りむけば、いつも大雪山があり、家族の苛烈な歳月を照らしている。
講談社刊の書下ろし自伝長篇小説。父母の一生と小檜山一族の履歴を、会津から北の大地へ向かった開拓者の物語として描き出す。四六判、紙版 ISBN 9784062113298。
Review Summaries
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家族の絆や人間関係の真実を、厳しい生活の実感とともに描く点が強く押し出されている。土地と血縁の記憶が重なり、重厚な読後感を残す。
Book Information
- Publisher
- 講談社
- Published
- 2002-06-01
- Pages
- 251 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062113298
- ISBN-10
- 4062113295
- Price
- 2370 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
北海道開拓の苦闘と家族の絆。書下ろし長篇会津から北海道のオホーツク海に近い大雪山の麓滝上まで、炭焼きをしながら、厳寒の自然と貧困のなかで、土地にかかわって生きる人間の姿を力強い筆力で描く。
■小檜山博(こひやまはく) 1937年4月北海道滝上町に生まれる。1976年「出刃」で北方文芸賞受賞。1983年「光る女」で泉鏡花文学賞受賞。同作で北海道新聞文学賞受賞。1997年札幌芸術賞受賞。1998年滝上町社会功労賞受賞。2002年神田日勝記念館長。著書に『地の音』『雪嵐』『スコール』『夢の通い路』『風少年』など。