作品情報
社会運動と哲学の交点から、平成の思考を問い直す。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2022-05-26
- ページ数
- 176ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-13
- 9784065273302
- ISBN-10
- 4065273307
- 価格
- 1650 JPY
- カテゴリ
- 本/社会・政治/社会学/社会一般
選考委員からレベルが高いとの指摘があった第65回群像新人評論賞候補作、その中から優秀作に選ばれ、「群像」誌上に発表されると大反響と共に話題となった傑作批評に大幅加筆した増補改訂完全版。シールズの運動とその後を総括、我々と鷲田清一の平成における転向の軌跡、後続する臨床哲学の担い手たち。日本社会のひずみに鋭く切り込み、コロナ禍に顕在化したケアの問題にまで発展する極めてアクチュアルかつクリティカルな論考である。 目次 序 論駁するということ 射影の方法をめぐって 第一章 二〇一五年の鷲田清一 第二章 〈戦前〉から〈戦後〉へ 第三章 〈ふれる〉ケアと加害の反転 第四章 平成の転向者たち 第五章 〈戦中〉派としてのSEALDs 第六章 鷲田清一から臨床哲学へ 第七章 軸と回転 谷川雁vs.鶴見俊輔 第八章 〈地方〉と〈中央〉 第九章 〈旗〉と〈声〉 臨床哲学再論 第十章 SEALDsとその錯誤 終論 待兼山の麓から エッセイストたち
1993年、大阪府生まれ。大阪大学大学卒。大学在学中は倫理学研究室に所属。教師、大阪労働学校アソシエ事務員を経て、介護士として働きつつ執筆活動を継続し、現在、執筆業に専念。哲学カフェのファシリテーターを務め、シェアハウスの運営、デモの主催などにも携わる。哲学対話をはじめとした臨床哲学運動と社会運動の接点を模索し、日本社会に勃興しつつある新しいかたちの実践を言語化した論考「平成転向論 鷲田清一をめぐって」で、2021年第65回群像新人評論賞優秀作受賞。臨床哲学をベースとした論考により、気鋭の論客として注目を集めている。
レビュー
-
難しい。でも爽快
だな。
関連する文学賞
- 群像新人評論賞 第7回(2022年) ・優秀作