日本の文学賞

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箱庭クロニクル

吉川英治文学新人賞

箱庭クロニクル

坂崎かおる

『箱庭クロニクル』は、戦中・戦後の女性タイピスト、禁書運動の時代を生きる若者、感染症流行下の子どもたちなどを描く六編の短編集。少しずれた現実のなかで、人と人の結びつきや小さな希望を見つめる。

短編集孤独絆幻想希望

作品情報

手のひらのミクロコスモスに、天国へ続く細い糸を見つける短編集。

「ベルを鳴らして」をはじめ、異国情緒と幻想性を帯びた六編を収録する。歴史を変える嘘、姉妹の絆、親友を失った女性の夜などを通して、孤独と祈りを多彩な世界観で描き、第46回吉川英治文学新人賞を受賞した。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2024-11-20
ページ数
284ページ
言語
日本語
サイズ
13.5 x 2 x 18.8 cm
ISBN-13
9784065369449
ISBN-10
4065369444
価格
2090 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

『嘘つき姫』で鮮烈デビュー、2作目『海岸通り』で芥川賞候補。 ファンタジックな世界観と異国情緒ただよう文体で読者を魅了する、2024年最大の新人が、文芸界に風穴を開ける。 次世代の「本物」を探すみなさま、この「才能」を、見つけてください。 ~~~~~~ 手のひらのミクロコスモス。地獄の口に何度でも出くわす人生、でも私だけの天国に続く糸も確かに光り、ここにある。この物語の中に。 ーー 一穂ミチ とびきり美しい物語群の中に暗さや裏切りがあって、人間の光と影を同時に見せてくる…才能って“これ”のことね!? ーー佐伯ポインティ 孤立と連帯のあわいを揺れる不器用な人間の心。その迷宮の出口は、意外なところに開いている。 ーー千街晶之 注目作家の変幻自在っぷりが炸裂。一編一編異なる魂を持つ、驚異的な短編集。 ーー瀧井朝世 坂崎さんの紡ぐ、宝石箱がきらめくような言葉づかいに、もう、夢中です!!! ーー三宅香帆 ~~~~~~ ★収録作品★ 「ベルを鳴らして」(日本推理作家協会賞短編部門受賞作) そこにひとつの戯画がある。家一軒ほどの大きさのタイプライターだ。 「イン・ザ・ヘブン」 地獄はどこにでもある。内とか外とか関係ない。 「名前をつけてやる」 これは「バッグ・クロージャ―」これは「ランチャーム」これは「ポイ」 「あしながおばさん」 拝啓 盛夏の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 「あたたかくもやわらかくもないそれ」 ゾンビは治る。マツモトキヨシに薬が売ってる。 「渦とコリオリ」 水流は左に渦を巻いている。 邦文タイピストの少女がついた歴史を変える嘘や、禁書運動家の母親を持つ少女の始祖サンドで繋がれた絆、流行り病「ゾンビ」で親友を亡くした女性の不思議な一晩etc. 人生ベストの一編が、ここに。

1984年東京都生まれ。2020年「リモート」でかぐやSFコンテスト審査員特別賞、’21年「電信柱より」で百合文芸小説コンテストSFマガジン賞を受賞。そのほか、受賞歴多数。2024年「ベルを鳴らして」で第77回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。最新作は『嘘つき姫』。

レビュー

  • おもしろい

    「ベルを鳴らして」にとても衝撃を受ける。そのほかにも面白い話ばかりで、買って良かった。

  • クロニカルの意味

    新聞の書評で傑作とあったので購入してみたのですが、面白いことは面白いのですがクロニカルの意味が今一度理解できません。一人の主人公の変遷でもないしそれぞれの短編のつながりが解りませんでした。

  • 面白かった

    なかなか面白い作品だった

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