作品情報
そこへ行くなは、短編集を軸に作品世界を立ち上げる。
人が踏み込んではならない場所や関係をめぐる短編集。静かな日常の奥にある危うさを、抑制された筆致で浮かび上がらせる。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2011-06-24
- ページ数
- 304ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087713985
- ISBN-10
- 4087713989
- 価格
- 600 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
直木賞作家の珠玉の7篇 長年共に暮らす男の秘密を知らせる一本の電話、中学の同窓生たちの関係を一変させた401号室での出来事…誰かのささやかな行為に突然、日常を切り裂かれる人々の物語。名手の手腕に酔う一冊。
レビュー
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行っちゃいけない!
上手いです。 さすがという言葉を通り越して天賦の才に唸ります。 何気ない日常に潜む悪意の棘。 いつの間にか踏みはずしていた日常。 思いもかけないところから来る裏切り。 行くつもりではなかったはずの後悔。 そこに立たされている困惑。 踏み出せば歪んでいく情景。 踵を返せば追ってくる 何か。。。 どの一編も様々に怖いですが 女友だちのよくある、しかし十分に怖い裏切りを描いた「サークル」 13歳の少年少女を通して作者の新境地が感じられるラストの「病院」が印象的。 今年読んだ中でのNO.1。
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男のクズを描かせると超一品
直木賞受賞作家なので上手いと褒めても意味はないが、男のクズを描かせると超一品っていう感想くらいは言っていいよね。
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やられました。
相変わらず引き込まれてしまいました。どれにおいても、普段ありそうな話ですけど、男女のモヤモヤしたような、でも、わかるような…そこまで表わさなくともいいんだけどね。って、でも期待しちゃう。そんな感じがいつもします。
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大人な作品
アラフォーの自分が読んでも大人だなぁと感じてしまう作品。 人間の裏を表現するのがウマイ作家ですね。 綺麗でも切なくでもなく、美しさからかけ離れた色が滲み出てます。 巧みだなとは思いますが、面白くはないですね。でも、グイグイと引き込まれ、あっという間に読了してしまいます。
関連する文学賞
- 中央公論文芸賞 第6回(2011年) ・受賞