作品情報
家族を手放すことは、家族を見直すことでもある。
桜木紫乃の『家族じまい』は、親の老いに向き合う姉妹を軸に、家族の継ぎ目を静かに見つめる長編。第15回中央公論文芸賞受賞作として刊行された。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2020-06-05
- ページ数
- 280ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.4 x 2.3 x 19.4 cm
- ISBN-13
- 9784087717143
- ISBN-10
- 4087717143
- 価格
- 1100 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
【第15回中央公論文芸賞受賞作】 「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」。 突然かかってきた、妹からの電話。 両親の老いに直面して戸惑う姉妹と、それぞれの家族。 認知症の母と、かつて横暴だった父……。 別れの手前にある、かすかな光を描く長編小説。 【著者略歴】 桜木紫乃(さくらぎ・しの) 1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で「オール讀物」新人賞を受賞。07年に同作を収録した単行本『氷平線』を刊行。13年『ラブレス』で島清恋愛文学賞を受賞。同年、『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞し、ベストセラーとなる。他の著書に『起終点駅 ターミナル』『無垢の領域』『蛇行する月』『裸の華』『緋の河』など。
1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で「オール讀物」新人賞を受賞。07年に同作を収録した単行本『氷平線』を刊行。13年『ラブレス』で島清恋愛文学賞を受賞。同年、『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞し、ベストセラーとなる。他の著書に『起終点駅 ターミナル』『無垢の領域』『蛇行する月』『裸の華』『緋の河』など。
レビュー
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良かった
桜木紫乃さん、文章うま!独特の書き方に惹かれます。
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よかった
物語として 自分の親と自分も 未来予想図のひとつとして いい参考になった
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スッキリしない
新作に意気込んでよみましたが、 スッキリしませんでした。 心の落としどころがありませんでした。
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家族とは、一番身近なものです。
うーんと唸ってしまいました。 なんか、自分の事のように。 手元に置いて、繰り返し読めます。 色々な年代の方にオススメです。
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親と娘
どのような親娘にも心の中に埋め込んでいる複雑な思いがあること、自分が子どもの立場の時と、親が老いて死が頭によぎる立場になった時。多くの「娘」が、親を肯定も否定もする。そんな思いを抱くことを許される気持ちになれる
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面白かった
色んな角度から捉えられた複雑な人間像が描かれていて、非常に興味深く読み進んだ。 今の自分の生き方、年齢がマッチして、特に最後のトミ子の生き様考え方に共感するやら、考えさせられるやら、実に参考になった作品に出会った。
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老いとどう向き合うか
読み続けている数少ない作家さんのひとりですが年々文章のキレが増していて凄みさえ感じます。 必ず誰にでも訪れる老いとどう向き合うか、私も認知症の母を独りで看ていますので改めて考えさせられました。
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美しいが何を伝えたかったのか。。
比喩や擬人法が所狭しと折り混ぜられており、始めは美しい文章が詰まっていると感動しました。 ですが、ただそれだけという感じ。 一人一人のその後や、「あれ、この人のこれは病気の初期症状なのでは」と思って気にしていたのに後日談はナシ。 最後の章で登場人物がどう家族じまいになるのかと、そこを拠点に頑張って読み進めたのにあっさりした終わり。 拍子抜けでした。
関連する文学賞
- 中央公論文芸賞 第15回(2020年) ・受賞