日本の文学賞

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桜木 紫乃

さくらぎ しの

Sakuragi Shino

ペンネーム: 金澤 伊代詩人として使用する筆名

プロフィール

性別
女性
生誕
1965-04-19 (北海道釧路市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
釧路市 → 網走市 → 留萌市 → 江別市(在住)

経歴

職業
小説家, 詩人
活動期間
2007年〜
影響を受けた人物
原田康子
ノミネート
第35回北海道新聞文学賞候補(瑠璃色のとき), 第12回松本清張賞候補(霧灯), 第146回直木三十五賞候補(ラブレス), 第14回大藪春彦賞候補(ラブレス), 第33回吉川英治文学新人賞候補(ラブレス)

学歴

北海道釧路東高等学校
国: 日本
最終学歴は高等学校卒業

受賞歴

オール讀物新人賞
2002
対象作品: 雪虫
主催: オール讀物編集部
結果: 受賞
島清恋愛文学賞
2013
対象作品: ラブレス
主催: 島清恋愛文学賞選考委員会
結果: 受賞
直木三十五賞
2013
対象作品: ホテルローヤル
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: 受賞
北海道ゆかりの本大賞
2016
対象作品: 蛇行する月
主催: 北海道ゆかりの本大賞実行委員会
結果: 受賞
中央公論文芸賞
2020
対象作品: 家族じまい
主催: 中央公論新社
結果: 受賞
釧新郷土芸術賞
2012
主催: 釧路新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 雪虫

    北海道の酪農地を舞台に、土地を継ぐ人々の思いと、そこで交差する男女の感情を描く短編。北の自然の厳しさと生活の匂いが、静かな痛みを伴って物語を支える。

    酪農の土地に生きる人々の悲しみと希望が、北の空気の中で交差する。

    219ページ
    北海道酪農家族土地
  1. 受賞作: ラブレス

    北海道の開拓村に生まれた姉妹を軸に、貧しさ、芸人一座、家族の断絶と再会を描く長編。苛烈な生活のなかで愛になりきれなかった感情まで掬い上げる。

    姉妹の人生が交差し、戦後北海道の時間が濃く立ち上がる。

    280ページ
    北海道姉妹家族史
  1. 受賞作: ラブレス

    北海道の開拓村に生まれた姉妹を軸に、貧しさ、芸人一座、家族の断絶と再会を描く長編。苛烈な生活のなかで愛になりきれなかった感情まで掬い上げる。

    姉妹の人生が交差し、戦後北海道の時間が濃く立ち上がる。

    280ページ
    北海道姉妹家族史
直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: ホテルローヤル

    『ホテルローヤル』は、桜木紫乃による作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式に相当する公開情報で単行本・文庫の識別子を確認できなかったため、識別子は null とした。

    ホテルローヤルは、桜木紫乃の受賞・選出作として書誌確認を行った作品。

    受賞作書誌確認文学賞
  1. 受賞作: 蛇行する月

    『蛇行する月』は、桜木紫乃による小説で、2016年の大賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。

    桜木紫乃の『蛇行する月』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。

    168ページ
    受賞作書誌確認現代文学
  1. 受賞作: ラブレス

    桜木紫乃『ラブレス』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。

    『ラブレス』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。

    303ページ
    家族女性の生北海道
  1. 受賞作: 家族じまい

    老いゆく親と姉妹の距離を見つめながら、家族のかたちを問い直す長編。介護や終活をめぐる現実の重みの中に、離れることとつながることの両方が描かれる。

    家族を手放すことは、家族を見直すことでもある。

    280ページ
    家族老い介護姉妹再生

作品

代表作

氷平線

2007年 短編集 / 小説

北海道を舞台にした短編集。家族や孤独、日常の隙間にある悲哀を描く作品群。

家族孤独北海道の風景性愛要素

ラブレス

2011年 小説

人間関係の機微と性愛の複雑さを描いた長編。釧路近郊を舞台に人物の心理を掘り下げる。

性愛と悲哀地域社会家族の絆

ホテルローヤル

2013年 小説

ラブホテルを舞台に、従業員と客たちの人生が交差する群像劇。過去と現在、孤独と救済が描かれる。

ラブホテル孤独地域史と記憶
映像化・舞台化
  • [映画] ホテルローヤル / 武正晴 (2020)

硝子の葦

2010年 小説

人間関係と喪失をテーマにした長編。登場人物の心情描写に重点が置かれている。

喪失再生人間心理
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 硝子の葦 〜garasu no ashi〜 / 三島有紀子 (2015)

起終点駅(ターミナル)

2012年 短編集 / 小説

短編を集めた作品集。旅や別れ、人生の折り返し地点を描く物語が収められている。

別れ人生の岐路
映像化・舞台化
  • [映画] 起終点駅 ターミナル / 篠原哲雄 (2015)

家族じまい

2020年 小説

家族の終わり方、喪失と整理をテーマにした長編。高齢化や親子関係の機微に触れる。

家族終末期世代間の関係

全著作

  • 氷平線
  • 風葬
  • 凍原
  • 恋肌
  • 硝子の葦
  • ラブレス
  • ワン・モア
  • 起終点駅(ターミナル)
  • ホテルローヤル
  • 無垢の領域
  • 蛇行する月
  • 星々たち
  • ブルース
  • それを愛とは呼ばず
  • 裸の華
  • 氷の轍
  • 砂上
  • ふたりぐらし
  • 光まで5分
  • 緋の河
  • 家族じまい
  • 孤蝶の城
  • 妄想radio
  • ヒロイン
  • 彼女たち
  • 人生劇場

翻案

  • 硝子の葦(テレビドラマ、WOWOW、2015年)
  • 起終点駅 ターミナル(映画、2015年)
  • ホテルローヤル(映画、2020年)

作風・主題

文体
写実的で心理描写に深く踏み込む文体北海道の風土を背景とした地域文学的要素性愛を人間の本能として描く比喩的表現
頻出モチーフ
性愛と孤独家族関係港町・漁業地帯の風景ラブホテルという装置

評価・遺産

北海道の風土を背景に、性愛や孤独、家族の機微を描く作家として評価される。2013年の直木三十五賞受賞を契機に全国的に知られるようになり、複数作品が映像化された。

大衆文化への影響

  • 直木賞受賞後、メディア露出と映像化で一般知名度が向上
  • ゴールデンボンバーやラジオ出演などポップカルチャーとの接点がある

豆知識

  • 詩人名義として金澤伊代を使用している。
  • 直木三十五賞受賞の記者会見でゴールデンボンバー鬼龍院翔の愛用するタミヤロゴ入りTシャツを着用したことで話題になった。
  • ストリップ好きとして知られ、札幌道頓堀劇場に通っていた経験がある。
  • 2013年に釧路市観光大使に任命された。
  • 演歌歌手・山内惠介の楽曲の作詞を手がけている。
  • デビュー作は『氷平線』(2007年)。