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海の牙 (P+D BOOKS)

日本推理作家協会賞

海の牙 (P+D BOOKS)

水上勉

水上勉の『海の牙』は、海辺の町と社会の暗部を背景に、事件の背後へ沈んでいく人間関係を描く長編推理小説である。社会派推理の色合いを持ちながら、土地の匂いと人間の痛みを濃く残す。

社会派推理海辺の町人間関係戦後社会

作品情報

海の匂いの奥に、事件を生んだ社会のひずみが見えてくる。

1960年に河出書房新社から刊行された長編で、日本探偵作家クラブ賞の受賞作。小学館P+D BOOKS版は250ページで、紙版と電子版の入手経路がある。

レビュー要約

  • 事件の謎解きだけでなく、社会の底にある貧しさや閉塞感をすくい上げる筆致が読みどころとされる。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
2023-11-09
ページ数
286ページ
言語
日本語
サイズ
12.8 x 1.9 x 18.2 cm
ISBN-13
9784093524766
ISBN-10
4093524769
価格
770 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

人間の欲を浮き彫りにする社会派ミステリー 「工場はおそろしい水銀の水を流している。魚は獲ってはいけない。獲った魚を喰えば死の病いにとりつかれる。 そうだ、この海……この暗い海の底から、目に見えない何ものかが牙をむいて迫っている」 不知火海沿岸で発生した奇病“猫踊り”。魚や貝を食べると、猫はもちろん、人間までも前後不覚になり死んでしまう恐ろしい病気だ。その実態を調べるために東京の保健所から来た男が行方不明になる。警察医・木田民平は勢良警部補とともに、工場や投宿した旅館などを探るが、男はやがて鴉についばまれた死体で発見される。 男はなぜ殺されなければならなかったのか。そこには、さまざまな“欲”が、複雑に絡み合っていた――。 日本中を震撼させた水俣病を題材にし、直木賞候補にもなった衝撃作。

レビュー

  • 信頼性の高い商品。

    大変良い商品である事です!

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