さよなら エルマおばあさん
『さよならエルマおばあさん』は、大塚 敦子による写真絵本。エルマおばあさんとの別れを通じて、命の終わりと看取りを子どもにも届く言葉で伝える。
作品情報
さよならエルマおばあさんは、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。
『さよならエルマおばあさん』は、大塚 敦子による写真絵本。エルマおばあさんとの別れを通じて、命の終わりと看取りを子どもにも届く言葉で伝える。 受賞作としての読みどころは、題材の珍しさだけでなく、人物や出来事を通じて時代の空気を伝える点にある。読者は、物語や論述の進行に沿って、背景にある社会や価値観の変化までたどることができる。
書籍情報
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2000-07-10
- ページ数
- 60ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784097272496
- ISBN-10
- 4097272497
- 価格
- 1650 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/論文集・講演集・対談集
ガンの告知を受けたおばあさんが、無理な延命治療をしないで、家族の温かな介護で死を迎えていくまでを写真とおばあさんの飼い猫の目を通してつづります。
レビュー
-
考えておきたいお話
たまたま作者のことを知る機会があって購入しました。 絵本と思いきや、深い。 子どもに「死」をどのように伝えたら良いかということも含めて、とても考えさせられる内容でした。 子どもにも読ませたい、死を迎える人とその家族の温かい関係を描いた作品でした。
-
ありがとうございました
とても良い商品で、迅速な配送をして頂きました。 ありがとうございました。
-
感動
手元においてゆっくりと読みたい本です
-
素敵な人生を見せていただきました
一人の女性の 「逝き方」 から、家族や生き方、死ぬことへの姿勢を見せていただきました。私も彼女のように逝きたい。
-
受け取りまで時間がかかりますが、購入して良かったです。
配送済みになってから届くまで1週間かかりました。だから、届かないのかとかなり心配になり、ヤキモキしました。他のレビューにも届かない。とあったので。でも、可愛い包装に、面白い仕組みのダンボール、丁寧に感じたので、結果的に購入して良かったです。 急ぎのもの以外だったら、また購入したいです。 ありがとうございました。
-
素直に じーんと感動します
ひいきのレストランに置いてあったのを目にして 自分で買いました。とにかく 素敵なエルマおばあさんの、最期をむかえるまでの日々を 猫の目線でとらえた 素晴らしい写真集です
-
「わたしの命は、あと1年くらいだろうから、いろいろ準備をはじめないとね。」(本文より引用)
学校司書の仕事をしていた時、 小学校低学年の生徒から「先生、死ぬってどういうこと?」と質問され、思い切って読み聞かせ会をすることにしました。 余命一年と知らされたエルマさんが「わたしの命は、あと1年くらいだろうから、いろいろ準備をはじめないとね。」と言いました。自分の一生を書き残し始め、身辺整理をし、会いたい人に挨拶し、毎日決してメイクを欠かさず… 一日一日を大切に生きながら、少しずつ弱りを見せ、死に向かって進んでいくエルマおばあさんと、彼女を見守る温かい家族の淡々とした日々。 そんなシリアスな内容を 愛猫のスターキティ目線の可愛らしい言葉で綴ったドキュメントです。 読み聞かせ会当日、何度も練習したのに、スターキティになりきってエルマさんのいない部屋を窓の外から覗くシーンで涙が出てしまいました…。 自分の亡き骸を写真に、本に残すことを著者に許可なさったエルマさんに、言葉でうまく表現できないけど、胸の奥からこみ上げてくる感動を抑えられません。 お母さんが読んであげるのなら、小学校低学年からでも充分理解出来ると思います。 自分らしく精一杯生き、自分らしく人生を締めくくり死へと向かっていく。 生と死について子供と大人が共に考えるのに 素晴らしいテーマの本です。
-
読み返してなお共感できる
私がこの本を読んだのは本を見ると2001年くらいである 私が31歳の時、私は今45歳になる躁うつ病患者です 小さな時からうつ病をかかえ、生と死について考え、悩んでなおかつ死にたくて生きてきた昔 それがたった一匹の猫との出逢いによって私の生は価値と意味をもち、救われた 私はこの猫に出逢い、一緒に幸せな時を過ごし、最後を看取るために生まれてきたのだ エルマおばあさんはスターキティに看取られたが、私は私の猫を何があっても看取らなければならない でも、スターキティもエルマおばあさんも幸せだっただろうな 特に共感したのが 「わたしはね、これまでの人生でいまがいちばん幸せだよ。 いろんな失敗や、つらかったことも、いまはいい思い出だし、仲たがいした人のことも今は許せるから。 なぜその人が、あのとき、ああしなければならなかったのか、その理由がわかるようになったからなんだよ…」 私は母親をずっと憎んで恨んでいました。 なぜ愛情をくれないのか 虐待するのか なぜ話してもわかってもらえないのか でも、その辛いことでさえ全ては今の私があるための必然であったのだ ひとつひとつの必然が重なって私の猫に出逢えたのだから、きっと そう思うと、母親があのときそうするしかなかった気持ちもわかるようになり、楽になった 私はすでに自分の死を決めています 猫を看取った後、寿命まで延命することなく好きな場所で好きな人と好きなことをして生き、死んだら猫の骨と一緒に樹木葬にしてもらいます 自分の宿命を悟り、人生が見えた今何の不安もなく、ただただ幸せなだけです 愛する姫にゃん、ずうっと私の傍にいておくれ…