ねえ とうさん
久しぶりに帰ってきた父と、森へ出かけるくまの子を描く佐野洋子の絵本です。父の大きな背中や何気ない言葉を通して、子どもが安心と誇らしさを受け取っていく時間が温かく描かれます。
作品情報
おとうさんの背中を見つめる子どもの視線から、家族のぬくもりが伝わります。
久しぶりに帰ってきた父と、森へ出かけるくまの子を描く佐野洋子の絵本です。父の大きな背中や何気ない言葉を通して、子どもが安心と誇らしさを受け取っていく時間が温かく描かれます。 おとうさんの背中を見つめる子どもの視線から、家族のぬくもりが伝わります。
レビュー要約
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親子の距離感を大げさに語らず、短い場面の積み重ねで伝える点が支持されています。幼い読者にも、大人の読者にもやわらかな余韻を残します。
書籍情報
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2001-10-22
- ページ数
- 32ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784097273240
- ISBN-10
- 4097273248
- 価格
- 1540 JPY
- カテゴリ
- 本/アート・建築・デザイン
<第7回日本絵本賞受賞> <第51回小学館児童出版文化賞受賞> 『100万回生きたねこ』の作者として知られる佐野洋子氏の作・絵による創作絵本。くまの子どもが、久しぶりに帰ってきたお父さんと一緒に出かけ、お父さんの力強さと優しさに気づく、心あたたまる絵本です。
レビュー
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2歳のl娘のお気に入り
一日三回以上娘に読んでと言われます。自然体な絵と飾らない文がとっても心地よいです。 仕事から家に帰って来て疲れた父さんをしっかり休ませてあげる 母さんも優しいなと思いました。
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お父さんと読みたいえほん。
父の背中を見せるというのが自然に表されている本でした。
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父親の存在感
うちの旦那にも是非これを読んでもらいたい。 子にとってのお父さんは、力持ちで大きくて強くて何でも簡単にできちゃう! くまのお父さんは子供に何を教えるという事もなく、背中で子育て。お父さんはすごい!と尊敬できる父親であってほしいなぁ。
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てれび絵本で見て・・・
教育テレビの『てれび絵本』で女優のかとうかず子さんの語りで感動し購入。 実際子供に読み聞かせてみると、あのようにはうまく読めない・・・ 文字が少ない分、なんというか雰囲気を出すのが難しい。 私の読み方がまだ上手でないからか、イマイチ子供に伝わらないが、 いつかちゃんと伝えたい。 ずっともっていたい絵本の一つです。
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とうさんだいすき!
『100人の心に響いた絵本100』の紹介文で引用されていた この言葉に射抜かれた。 100人の心に響いた絵本100―1998-2008 (別冊太陽 日本のこころ 164) 「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもでうれしいよ」 このまっすぐな言葉を口にするくまの子はどんな子で、 とうさんはどんなとうさんなのか。 表紙のふたりは、 もさもさでむっくりでステッキを片手になにやら思案顔の大きなとうさんと そのとうさんをあこがれのまなざしで見つめるむすこ。 クレヨン画のような二匹は、美化されたきれいな姿というよりも ずんぐりむっくりの体型で描かれている。 中表紙は、くまの家族のものと思われる三枚の大きさの違うタオルが干されているところ。 それだけで、なんだか幸せな家族だということが伝わってくる。 くまの家族が住んでいるのは、森の中。 雪が所々残っている中にある小屋。 くまの子とかあさんしかいないけど、 そこはとうさんが、ちゃんと「いる」ってわかる。 ホットケーキ6枚と言って、だめ3枚よ、 はちみつおおさじ3ばいと言って、だめ2はい とかあさんに言われているくまの子。 とうさんが好きでまねしたくてしょうがない年頃なのだろう。 食べる量だって同じにしてみたいのね。 そこに姿がなくても、とうさんはいつも「いる」のだ。 とうさんは、冬の間、遠くに仕事に行っているようだ。 かあさんに、こぶしのはながさいたら帰ってくるよと教えてもらっている。 そして、こぶしのはながさき、とうさんが帰ってくる。 くまの子ととうさんはしっかりと抱き合い、 そのあと、とうさんとかあさんは、しっかりとキス。 離れていてもしっかりとした絆がある 大草原の小さな家みたいな家族なんだな。 とうさんは、あんまりしゃべらない。 「ねえ とうさん、さんぽに ゆこう」 「よしよし」 「ねえ とうさん、てを つないでも いい?」 「よしよし」 こんな感じだ。 橋が流されているよと言われると、よしよしと言って、 大きな木をバキッと折ると川に橋を渡しちゃったりする。 くまの子は、とうさんが、すごくてまぶしくてたまらないんだよね。 この言葉少ななとうさんが、唯一いっぱいしゃべったのが、 冒頭に引用した「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもでうれしいよ」のところなのだ。 「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもで うれしいよ。すごく とうさんらしいもの」 くまの子は とうさんを みあげて、 いいました。 「おれは ただ、くまらしいだけさ。くまだからね」 とうさんは、しずかに いいました。 むすこの「とうさんらしい」という言葉に対して、 自分は「くまらしいだけさ。くまだからね」と答えるとうさん。 くまらしいという言葉は、ニンゲンらしいに置き換えるよりも、 自分らしいに置き換えたほうがしっくりくる。 とうさんという役割でいるわけではなくて、 ただ自分は自分でいるだけだよと答えているのではないだろうか。 さて、このとうさんの言葉を聞いたあとのくまの子の変化がかわいらしい。 とうさんのメッセージが伝わったのだろう。 ここに描かれているとうさん像、家族像は、古風に見える。 だが、何も男は黙って・・・しなさいということではないだろう。 どんな父であれ、息子は見ている。 そして、確実に影響を受けるだろう。 別に無口で力持ちじゃなくてもよい。 自分なりの自分と自信を持っていえる生き方ができればそれでいいのではないか。 親の自然な自己肯定は、まっすぐな親の肯定となって子どもから戻ってくる。 そして、子ども自身の自己肯定となって子ども自身の中に根づくのだ。 本書はおとうさんのための絵本でもあるのかもしれない。
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自然体の親子の姿がとても良い
お父さんの行動を見ては真似をしたい、お父さんに本当に憧れている小熊がとても可愛いです。どちらかというと、子供よりもむしろ、父親とはどうあったらよいのか解らない子育てに迷いや不安感の有る新米パパに、お勧めしたい本です。 自然体の親子関係がいいですね。 本当は保育園の年中組での読み聞かせ用に購入したのですが、行ってみたら母子家庭の園児がいたので、急遽別の本に変更。大勢の場で読むには配慮が要る。 年齢には早すぎるけど、遠くに住んでいる1才3ヶ月の孫に送ってやりました。パパである息子が何かを感じてくれる事を期待してます。
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ほのぼの絵本
おとうさんくま、おかあさんくま、こぐまが登場するシンプルなストーリー。 家族の温もりがあり、おとうさんがこどもの憧れなんですね。おとうさんみたいになりたい とあこがれるこぐまですが、とうさんはとうさんらしく、くまはくまらしくって、自分らし さをみつけ、ありのままの素敵な生き方が、心に届く、ほのぼのする絵本です。 大体3歳くらいかなと思いますが、年齢に関係なくよめる、良い本です。 優良選定図書にも選ばれている本だけあって、すごくいいです。 心があったかくなるので、寝かしつけの時の読みきかせにもすごくいい。 おとうさんが仕事で遅くなっても、この本を胸にだいておとうさんを思う子供の幸せそうな顔を見ていると、ママも幸せな気持ちになります。
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読むとほっこりする絵本
子供の入院先の病院においてあったので手にとったのですが、それ以降通院するたび子供に図書館でこの本を読んでとせがまれます。 ゆったりどっしりとしたとうさんと素直なこども、おっとりしたかあさんの三人の姿が、なんとも優しいタッチで描かれています。 こんな家族になりたいなあと思わせてくれる素晴らしい絵本だと思います。