日本の文学賞

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忍ぶ川 (新潮文庫)

芥川龍之介賞

忍ぶ川 (新潮文庫)

三浦哲郎

家族の暗い記憶を背負う大学生の「私」が、小料理屋で働く志乃と出会い、互いの傷をいたわりながら結ばれていく恋愛小説。清冽な抒情のなかに、生き抜こうとする切実さが流れている。

純愛家族の傷再生東北文学芥川賞

作品情報

いたましい過去を抱えた二人が、静かな川の流れのような愛によって再生へ向かう。

三浦哲郎の代表作で、第44回芥川賞受賞作。兄姉の自殺や失踪という血縁の痛みを背負った青年が、同じように宿命を抱えた志乃と出会う。新潮文庫版には「初夜」「帰郷」「団欒」など、続編的な作品も収められている。

レビュー要約

  • 抒情的で清らかな読後感が支持され、苦しい生い立ちを抱えた人物たちが互いをいたわる姿に深い余韻があると受け止められている。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
1965-06-01
ページ数
400ページ
言語
日本語
サイズ
14.8 x 10.5 x 2 cm
ISBN-13
9784101135014
ISBN-10
4101135010
価格
880 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

貧窮の中に結ばれた夫婦の愛を高らかにうたって芥川賞受賞の表題作ほか「初夜」「帰郷」「団欒」「恥の譜」「幻燈画集」「驢馬」を収める。

レビュー

  • 純文学って古いですか?

    最近の小説を面白く読めない方にお薦め、 純文学です。とても読み易い美しい文章です。

  • 忍ぶ川だけ買ったと思えばいいのだが

    繋がりのある小編が幾つか 忍ぶ川が良かったがあとはそれほどでもなかった

  • 1961年、第44回 芥川賞受賞

    三浦さんは書くことで「血」から逃れられたのでしょうか、消化できたのでしょうか。昔は大変だったのですねとまとめられません。今の日本も誰がどうなってもおかしくない時代、ずっしりとした気分に終えました。

  • 生活力のない男

    興味深い内容です。

  • 美しい小説

    三浦哲郎の文章は、本当に美しい。 冬の夜空の澄んだ空気のようだ。

  • 若い人たちに、今も是非!

    「忍ぶ川」は、映画を観たのが先だったか、本を読んだのが先だったか、その印象は鮮烈に残っています。 若い男女が、明確な意思を胸に、背負わされた「血」と「貧しさ」の先に、互いを真摯に思い遣る心で、結ばれて、新たな人生に踏み出す様は、この上なく感動的で、「結婚」は斯く有りき、と夢見ながら、密かに声援を送ったものでした。その記憶は未だに、熱く残っています。 こうした「結婚」に、後悔はあり得ない。 今の若い人たちに是非、読んで欲しい小説です。

  • 汚れすこしあり

    少しだけ汚れが気になりなりましたが、安いので仕方がないかなといった感じでした。

  • NHKラジオで 久しぶりに作者の名前を耳にしました。

    人の人生を垣間見た気分です。作者の人となりが強く感じられます。

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