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第2回(1955年) 受賞受賞作: 十五歳の周圍
『十五歳の周囲』は、三浦哲郎が早稲田大学在学中に執筆し、新潮同人雑誌賞を受けた初期短篇である。のちの三浦文学に通じる家族、青春、暗い宿命への感覚をうかがわせる作品として、作家の出発点に位置づけられる。
三浦哲郎の作家としての出発点を示す、新潮同人雑誌賞受賞作である。
423ページ青春家族自伝的短篇同人誌文学作家の出発点
三浦哲郎
みうら てつお
Miura Tetsuro
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1931-03-16 (青森県八戸市)
- 死没
- 2010-08-29 (東京都文京区) 79歳
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 小説家, 随筆家, 中学校教員
- 活動期間
- 1955年〜2010年
- 所属
- 日本芸術院
- 影響を受けた人物
- 井伏鱒二, 小沼丹
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学第一文学部 | 文学部 | フランス文学科 | 文学士 | 1953-1955 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1955 | 同人雑誌賞 | 十五歳の周囲 | — | 新潮社 | won |
| 1961 | 芥川龍之介賞 | 忍ぶ川 | — | 文藝春秋 | won |
| 1976 | 野間文芸賞 | 拳銃と十五の短篇 | — | 野間文化財団 | won |
| 1983 | 日本文学大賞 | 少年讃歌 | — | 朝日新聞社 | won |
| 1985 | 大佛次郎賞 | 白夜を旅する人々 | — | 読売新聞社 | won |
| 1990 | 川端康成文学賞 | じねんじょ | — | 文藝春秋 | won |
| 1991 | 伊藤整文学賞 | みちづれ | 小説部門 | 東京創元社 | won |
| 1995 | 川端康成文学賞 | みのむし | — | 文藝春秋 | won |
| 2007 | 旭日中綬章 | — | — | 日本政府 | received |
受賞・候補エディション
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受賞作: 忍ぶ川
家族の暗い記憶を背負う大学生の「私」が、小料理屋で働く志乃と出会い、互いの傷をいたわりながら結ばれていく恋愛小説。清冽な抒情のなかに、生き抜こうとする切実さが流れている。
いたましい過去を抱えた二人が、静かな川の流れのような愛によって再生へ向かう。
400ページ純愛家族の傷再生東北文学芥川賞
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第29回(1976年) 受賞受賞作: 拳銃と十五の短篇
『拳銃と十五の短篇』は、表題作「拳銃」を含む三浦哲郎の短篇集。静かな語りのなかに、家族、死、記憶、生きることへの励ましが折り重なる。
さりげない筆致の奥で、家族と生の痛みが深く響く短篇集。
301ページ短篇集家族記憶生の励まし
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第15回(1983年) 受賞受賞作: 少年讃歌
「少年讃歌」は、japan-literary-grand-awardの受賞作として記録されている作品です。受賞情報をもとに作品単位の項目を作成し、単行本識別子は確認できる公開書誌で未確認のため空欄にしています。
少年讃歌。受賞記録に残る作品として、関連する書誌確認の起点になる一作です。
受賞作日本文学書誌確認
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第12回(1985年) 受賞受賞作: 白夜を旅する人々
白夜を旅する人々は、三浦哲郎による受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。
白夜を旅する人々の世界へ読者を導く、受賞歴を持つ一作です。
491ページ受賞作時代と記憶人物描写
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第17回(1990年) 受賞受賞作: じねんじょ
『じねんじょ』は三浦哲郎による文学作品。人物の内面や時代の空気をすくい取り、物語や批評の形で読者に差し出す。
『じねんじょ』は、三浦哲郎の表現を川端康成文学賞の文脈で読むための重要な対象である。
文学人物時代 -
第22回(1995年) 受賞受賞作: みのむし
『みのむし』は、対象となる文学賞で評価された作品で、題名が示す主題や人物、時代の手触りを軸に読ませる一作です。
『みのむし』は、受賞対象として記憶される作品の個性を備えています。
文学賞受賞作人間の営み時代と社会
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第2回(1991年) 受賞受賞作: みちづれ
『みちづれ』は三浦哲郎の短篇集モザイク第一巻。ごく短い短篇を連ね、人の世の怖れ、情味、記憶の揺れを一つの大きな模様へ組み上げる。
短い物語が積み重なり、人の世の怖れと温かさがモザイクのように浮かび上がる。
271ページ短篇記憶家族人情
作品
代表作
忍ぶ川
1961年 純愛小説青森を背景にした純愛小説
- [映画] 忍ぶ川 (1972)
繭子ひとり
1963年 長編小説NHK連続テレビ小説の原作となった作品
- [テレビドラマ] 繭子ひとり (1963)
ユタとふしぎな仲間たち
1971年 児童文学NHK少年ドラマシリーズになった児童文学作品
- [テレビドラマ] ユタとふしぎな仲間たち (1971)
おろおろ草紙
1982年 中編小説江戸時代の東北の飢饉を描いた作品
少年讃歌
1982年 長編小説天正遣欧使節を描いた歴史小説
白夜を旅する人々
1984年 長編小説家族への鎮魂の書
全著作
- 忍ぶ川
- 繭子ひとり
- ユタとふしぎな仲間たち
- おろおろ草紙
- 少年讃歌
- 白夜を旅する人々
翻案
- 忍ぶ川
- 夜の哀しみ
- BUNGO〜ささやかな欲望〜
作風・主題
- 文体
- 叙情的私小説
- 頻出モチーフ
- 家族東北の風土貧困
健康
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鬱血性心不全2010年8月死因となった
評価・遺産
私小説の系譜を継ぐ代表的作家として評価されている。
記念館・博物館
- 青森県近代文学館 青森県青森市 1994年開館
- 神奈川近代文学館 神奈川県横浜市
関連学会
- 日本芸術院
資料所蔵先
- 三浦哲郎文庫(神奈川近代文学館)
- 青森県近代文学館所蔵資料
大衆文化への影響
- NHK連続テレビ小説『繭子ひとり』
- 劇団四季 ミュージカル『ユタとふしぎな仲間たち』
豆知識
- 高校時代、バスケットボール部で「はやぶさの哲」と呼ばれた