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夢の時間 (新潮文庫)

読売文学賞

夢の時間 (新潮文庫)

島尾敏雄

戦争体験を背負う作家と、夫の過去に傷ついた妻との生活を、息苦しいほど近い距離で描く私小説的長編。愛情、罪責、病、家族の時間が絡み合い、家庭の内部がそのまま精神の戦場になっていく。

私小説夫婦罪責戦後精神の危機

作品情報

愛と罪の記憶が、夫婦の生活を静かに、しかし深く蝕んでいく。

島尾敏雄の代表作。日常の会話や沈黙を丹念に積み重ね、夫婦の破局と再生へのかすかな願いを描き出す。戦後文学の内面性を極限まで押し進めた作品として読まれている。

レビュー要約

  • 作品の強い個性と時代性を評価する読者がいる一方で、語り口や主題の重さを手強く感じる反応もある。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
1975-01-01
ページ数
222ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784101165028
ISBN-10
4101165025
価格
200 JPY

「詩的想像力を飛翔させる斬新な言葉のイメージで、真にユニークな言語の時空を構築して、新しい小説の可能性を示した連作小説集。」夢の時間/奇妙な花嫁/燃える指。 解説・野口武彦

レビュー

  • 魔法の画集

    この本に収められている三編の小説は、どれも不思議な小説だ。私が書こうとしていた事が、すでに書かれている。読みたい見たいと思っていたものが、目の前にある、そういう魔法の画集のような本だ。 ただ、古本なので、紙焼けしてるのが惜しい。

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