太陽の塔
大学在学中に執筆され、日本ファンタジーノベル大賞受賞でデビューした作品。若者たちの青春と奇想を描く長編。
作品情報
大学在学中に執筆され、日本ファンタジーノベル大賞受賞でデビューした作品。
学生時代の空気感と奇想が同居するデビュー長編。日本ファンタジーノベル大賞受賞作として作家森見登美彦の出発点になった。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2006-06-01
- ページ数
- 237ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-13
- 9784101290515
- ISBN-10
- 4101290512
- 価格
- 649 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
彼女はあろうことか、この私を袖にしたのである。 巨大な妄想力以外、何も持たぬフラレ大学生が京都の街を無闇に駆け巡る。失恋に枕を濡らした全ての男たちに捧ぐ、爆笑青春巨篇! 私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
レビュー
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面白かった
登場人物全員いい意味で変な人笑。どんどん読み進められる!
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気持ちよく迷わされた
振られた男が、その傷心から立ち直る話だと理解したが、その過程が妄想的、幻想的で、汚くて美しい。おかしなエピソードを楽しんでいると、何だかおかしなところに連れていかれる。
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私がいた
同じ学校に通った者だが、学生時代の私がそこにいた。リア充どもに読ませたい。そして困惑させ、分かり合えないことを確かめたい。
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賢いけれど、非モテな男子学生の失恋
京都の街を舞台に、想いを寄せていた女子に振られた男子学生がもんもんと気持ちを引きずる様子を描いた作品です。 話は本の内容と違うかもしれませんが、筆者は2000年代初頭に京大学生だったとのことで、筆者と私も結構年齢が近く、、当時の時代の雰囲気なんかは直接的な表現がなくてもなんとなく共有した気がしています。 いま2023年にこの本を読むと、学生時代の生活や失恋なんかが、ノスタルジックに感じられる気がして、なかなか悪くないですね。 大学時代に過ごした街に久々に行って、その近くカフェなんぞで読んでみることをオススメしたい。 あとがきの本上まなみさんのコメントもわかりやすくて良い感じです。
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未練たらたらなストーカー
全然自覚なくストーカーしている姿が笑いを誘う。といっても、小心者で害のないストーカーなところがまた良い。逆に女性側の描写が少ない事で女性のミステリアスさや、ストーカーの置いてかれたような感情を誘うなと思いました。
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太陽の塔の出番は少ない
2022年初めて太陽の塔に階段で登り、両腕部分の内部構造美に魅了されて、太陽の塔関連本の一つとして読んでみました。残念ながら太陽の塔の登場するシーンは少なくほとんどが京都界隈でのむさくるしい男子学生の話でした。彼らの交わす理屈っぽい会話は1970年前後を思わせるのですが、現代(少なくとも携帯登場後)のもので、いまだにこの種の学生がいるとは信じがたいです。 、
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森見節炸裂
抱腹絶倒!恋愛IQの低い京大生が滑稽でかわいい。
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愛すべき「壊滅的恋愛ベタ」たちの青春!
これは面白い!笑えます! 主人公「わたし」とその仲間たちの妄想東奔西走ぶりが面白い!壊滅的恋愛ベタたちの〝クリスマスファシズム〟への闘い…と言いながら実は恋人が欲しい!ってのが本心。これも青春小説です。