日本の文学賞

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模倣犯1

芸術選奨文部科学大臣賞

模倣犯1

宮部みゆき

連続誘拐殺人事件とそれに翻弄される被害者家族、報道、地域社会を描く大作ミステリー。劇場型犯罪の恐怖だけでなく、事件が人々の記憶と生活を侵食する過程を丹念に追う。

劇場型犯罪家族メディア現代ミステリー

作品情報

ひとつの犯罪が、家族、報道、社会の言葉を巻き込みながら巨大な闇へ広がる。

宮部みゆきの代表的長編。単行本は小学館から、文庫版は新潮文庫から複数巻で刊行された。ここでは入手しやすい新潮文庫第一巻の紙書籍識別子を採用する。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2005-11-26
ページ数
584ページ
言語
日本語
サイズ
14.8 x 10.5 x 2 cm
ISBN-13
9784101369242
ISBN-10
4101369240
価格
1100 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった――。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕!

レビュー

  • 著者の文章力に感動しました

    WOWOWの中谷美紀出演のドラマが面白かったので、原作を読もうとアマゾンを見たら文庫で五巻、ビックリした。宮部みゆきの本は初めてだったが、1巻を読み始めるとその筆力に感動した。私は大沢在昌の新宿鮫シリーズのファンであるが、同等の文章力を感じた。まだ第1巻なのに面白い。あと4巻どのようになるのか展開が楽しみです。果たしてドラマと同じ流れなのか違うのかワクワクします。中居正広の出演してる映画版も見たいと思うが、すごく評判が悪い。これだけの内容を約2時間に収めるのは無理なんだろうな。とにかくこの本は面白い。多分事前にWOWOWドラマを見たのが、本を余計に面白くしているような気がする。

  • 劇場型犯罪の超大作

    自作自演の犯罪者が相棒やマスメディアを最大限利用して、自分を大衆に売り込むとともに、そのような自分に悦に入るという現代の劇場型犯罪の典型を描いた超大作である。1巻から5巻という長編であるが、いくつものプロットがうまく組み合わされているので、読んでいて飽きることがない。著者の代表作の1冊といってよいだろう。

  • 作品自体は傑作ですが。

    文庫は全巻3セット持ってます。 でも、電子書籍で読みたいんですよ。 何故、kindle化しないんだろ? 何気なくオーディオブックをのぞいたら、オーディオブックにはある。 で、よく見たらオーディオブック独占みたいな事書いてあるし。 全ての書籍をkindle化するのが目標じゃなかったの? 独占禁止法かなんかに抵触してkindle化解禁してくれる事を切に望みます。 ちなみに、宮部みゆきの現代ものの殆どが同様の事態に陥っています。 困ったものです。

  • 良い

    よい

  • 宮部みゆきの本にはまり

    宮部みゆきの本にはまりにまとめ買い! 毎日続けて読めて楽しいです♪

  • 模倣犯がまだ見えないけど、5巻まであるからね

    最初の書き出しは興味をひきますね。見えない誰かが問題なのかな。先が楽しみです。

  • 面白い!

    皆さんの評価通り!よい本です。読み進めると止まりません。もっと読みたい・・・

  • テレビが強かった時代を感じた作品。構成がパンケーキよりふわっふわ。

    火車がべらぼうに面白かったので模倣犯全5巻まとめ買いしました! 読みました! 日を跨ぎつつチマチマ読んで、字を追って読み終えて思いました。 …これ面白く無くねぇ? 進まない展開にイライラし、興味の持てないつまらん語り手にイライラする。 面白いところもあるんですよ。でも長い。視点がしょっちゅう入れ替わるせいで何が書きたいのかわからない。 多視点でも情報はたいして増えない。 犯人の人格が多面的に見えるなんてこともない。 劇場型犯罪で連続殺人で猟奇でとひとつだけでも本一冊になるような重い流れを大量に詰めたうえに世間の身勝手さやジャーナリズムや加害者家族や被害遺族の問題などなど山ほど詰めたせいで積み上げた問題が総崩れ。 肝心の犯人が追い詰められる流れはしょぼい。 神という名の作者の寵愛を失った瞬間、失態失態失態続きの無能無策のフルコースには苦笑い。 まあ本が続く限りは逃げてもらうけど、最後は捕まらないとだもんね。でもあのラストは無いでしょ〜。 作品的にも肩透かし。なんだったんだこの五巻。 ▽以下全巻ネタバレ▽ まず登場人物が多すぎる。 ジャーナリスト気取りの滋子とエヴァの主人公みたいなシンちゃんはいらんかった。 好きにもなれんし言い訳がましい。 刑事も次々でてくる割に個性もなく、ぽっと出の高校生や刑事の娘が出張ったりもう何が何やら。 登場人物が増えた割に面白くも深くもなく終始社会問題の上部だけをなぞってる。 話の構成がパンケーキのごとくふわっふわ。 二巻と三巻中盤まで、あれ丸ごと全部いらないのでは? 犯人視点で結末のわかった事件をなぞるんですがまーこれがつまらない。そもそも犯人に同情も感情移入もできないのですでに知ってる情報をだらだら語られても「いいからさっさと話進めろよ」としか思わない。 高井兄が都合良すぎる。 何でも言うこと聞いてくれて婦女暴行連続殺人犯でも見捨てないでホイホイ現場まで来てくれて捕まってくれてしかも事件にアリバイがない幼馴染みが急に登場するとかいくらなんでも都合が良すぎる。 なろうヒロインにもいないぞこんな人。 他にも次々運よくことが運ぶ。 殺されるためだけに登場した木村さん…気の毒。 栗橋が自首しようとした瞬間事故死したり、滅茶苦茶記憶力のいいピースの正体を見破る被害者(未遂)がでてきたり。しらける。 義男お爺ちゃんは良かった。泣けた。つらい。柿の木のくだりで泣かない者はいないでしょう。つらい。 ただ5巻。あれ?おじいちゃん…キャラ変わってない? 孫の事件はひと段落したとはいえ傷は深いし、娘は発狂したままなのに加害者かもしれないやつの妹と呑気に茶ぁしばいてるのはなんか…解釈違いです! 網川に説教するところは良いシーンのはずなのに当の作品内で書かれたメインキャラ以外の若者が如何にも中高年の好きそうなバカで世間知らずで無知で高飛車な大衆ばっかなのは皮肉。そのせいでイマイチ入り込めない。 全体的になんか浅い。 親子関係の傷が子供を深く傷つけるのは間違い無いけど、ソシオパスと違ってサイコパスは先天的なものでは?網川はたぶんサイコパスとして書かれてたと思うけど違うのかな? 登場するメインどころの女がみんな誰かの妻か彼女なのは時代を感じる。お一人様とかなかったんだろうなぁ。しみじみ。 肝心の監禁シーンも「その女アレックス」の方が百倍きつかった。あれはキツすぎてオススメできないけど。 でも面白いよ!話が二転三転したうえ共感相手も二転三転、驚きの結末にやられたと唸る。いややっぱりお勧めしたい!ここに書くことじゃないけど! ピースとか今なら即Twitterで人生漁られてそう。 そもそも犯罪じゃなくてメンタリストとかコンサルしてそう。それでVtuberより炎上してそう。 劇場型も今ならネットが主体でしょうなぁ〜テレビが強かった時代を感じた作品。

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