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天路の旅人

読売文学賞

天路の旅人

沢木耕太郎

西川一三の長い旅路をたどりながら、未知の土地への執念と自由への感覚を描く長編ノンフィクション。

ノンフィクション中国大陸歴史記録

作品情報

未踏の道を歩き続けたひとりの旅人の軌跡。

新潮社刊のノンフィクション。中国北部からチベット、インドへ至る西川一三の軌跡を、沢木耕太郎が丹念に描く。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2022-10-27
ページ数
576ページ
言語
日本語
サイズ
19.2 x 13.3 x 3.3 cm
ISBN-13
9784103275237
ISBN-10
4103275235
価格
2640 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/評論・文学研究/論文集・講演集・対談集

「この稀有な旅人のことを、どうしても書きたい」。 「旅」の真髄に迫る、九年ぶりの大型ノンフィクション。 第二次大戦末期、敵国の中国大陸の奥深くまで「密偵」として潜入した若者・西川一三。 敗戦後もラマ僧に扮したまま、幾度も死線をさまよいながらも、未知なる世界への歩みを止められなかった。 その果てしない旅と人生を、彼の著作と一年間の徹底的なインタビューをもとに描き出す。 著者史上最長にして、新たな「旅文学」の金字塔。

レビュー

  • 深夜特急を思い出させる旅の記録

    同著者の作品は他にもいろいろ読んできたが、『深夜特急』を越えるものはなかった。この本は『深夜特急』を初めて読んだ時に感じた(もう30年以上前だが)興奮に近いものがあった。内容もとても興味深いものだが、本書の構成の妙が、時を経て経験を積んできた著者の手腕を感じた。ルポライターとして、チベットの奥地を彷徨った主人公に会い、話を聞き始めるところから始まり、いつも間にかに読み手は主人公の視点でチベットの風景を眺めている。長い間荒涼としたチベットを旅をしてきた読者は、主人公の旅が終わるとともに、またいつの間にか、一読者の視点に戻っている。『深夜特急』の第三部は発刊までに長い間待たされたために、エンディングにやや物足りなさを感じたが、本書は非常に爽やかな読後感があった。

  • まだ読み始めて、序盤ですが楽しみです。

    一気に読みたいところですが、時間が取れず少しずつ読み進めています。大変興味深く、それから、それから…という感じです。

  • 気持ちよく読めました。

    丁寧な包装でした。

  • 西川一三さんの忍耐強さ、チベットの世界で花咲きました?

    密偵として中国奥地の状況調査しつつ、チベットの自然と人々の仏教と共にある生活に馴染み、自身がもっと知りたいと辛い旅を克服していく姿の驚愕しました。 読みつつ、地名をMAPで追っかけたりしました。その姿が迫力満点ですよ。 是非お読み下さい!

  • 強く生きた人間がいた事に感動

    強い意志で人間はどのようにでも生きられる事が思い知らされる。

  • 変化に乏しい展開にがっかり。

    何年かぶりに沢木さんの作品を購入。期待していた内容と違い、ストーリーの変化に乏しい展開にがっかり。高かかっただけにとても損した気分。

  • 素晴らしい本だったということ。販売システムでなく、申し訳ありません。

    迅速に届くのは良いと思いますが、最近は送料が非常に高くなったと感じています。

  • 亡くなる前に遺された言葉が印象的でした

    戦争の終盤、戦後の混乱の中を異国で、しかも数々の厳しい状況を生き抜いき、また、自分の思いを達成しようとした西川さんの話から人間の強さをひしひしと感じました。 日本に戻られてからの生活は一変して、変化の少ない毎日だった様に理解しましたが、その中で、亡くなられる前に娘さんに伝えられた言葉が印象的でした。 西川さんは幸せだったのでしょうか?

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