日本の文学賞

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読売文学賞 よみうりぶんがくしょう

第74回(2022年)

小説戯曲・シナリオ随筆・紀行評論・伝記詩歌・俳句研究・翻訳

受賞者

6名
佐藤亜紀 さとう あき 受賞

18世紀ベルギーの小都市を舞台に、信仰と共同体のあいだで揺れる女性の生を描く歴史小説。

祈りと暮らしのあいだに、ひとりの人生が立ち上がる。

320ページ
歴史小説女性共同体信仰ベルギー
山内ケンジ やまうち けんじ 受賞
温暖化の秋―hot autumn―

城山羊の会の上演作品として発表された戯曲で、日常会話のずれから現代社会の不穏さを浮かび上がらせる。

舞台上の会話が、社会のひび割れをにじませる。

戯曲演劇会話劇現代社会上演作品
沢木耕太郎 さわき こうたろう 受賞

西川一三の長い旅路をたどりながら、未知の土地への執念と自由への感覚を描く長編ノンフィクション。

未踏の道を歩き続けたひとりの旅人の軌跡。

576ページ
ノンフィクション中国大陸歴史記録
尾崎真理子 おざき まりこ 受賞

大江健三郎文学の深層にある日本文学の系譜を、精密な読解でたどる評論。

大江の謎を、日本文学の足場から読み直す。

320ページ
評論大江健三郎日本文学読解文学研究
藤井貞和 ふじい さだかず 受賞

現代の難問に、うたと物語の形で応答しようとする詩集。

言葉のぎりぎりで、現代へ応える。

112ページ
詩集現代詩物語神話言葉
鷲見洋一 すみ よういち 受賞

『百科全書』の編集者ディドロを軸に、啓蒙思想の巨大なプロジェクトを読み解く大部の研究書。

百科全書の森を、編集という視点で歩き直す。

895ページ
研究書百科全書ディドロ啓蒙思想編集史