作品情報
勝てないボクサーの身体と心が、三日後の試合へ向けて少しずつ組み替わっていく。
第160回芥川賞受賞作。才能への疑い、敗戦の記憶、練習の手応えが、若いボクサーの一人称で細かく刻まれる。勝つことへの執着と、自分を失わないための必死さが重なり、競技小説でありながら身体と孤独をめぐる青春小説として読める。
レビュー要約
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ボクシング小説としての熱量だけでなく、友人やコーチとの距離感をめぐる繊細な関係の描写が読まれている。荒さを含む語り口が、主人公の未熟さと切実さに合っているという受け止め方がある。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2019-01-25
- ページ数
- 140ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.6 x 1.4 x 19.7 cm
- ISBN-13
- 9784103522713
- ISBN-10
- 4103522712
- 価格
- 940 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
★第160回芥川賞受賞作 なんでおまえはボクシングやってんの? デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。 当たったかもしれないパンチ、 これをしておけば勝てたかもしれない練習。 考えすぎてばかりいる、21歳プロボクサーのぼくは、 自分の弱さに、その人生に厭きていた……。 長年のトレーナーにも見捨てられ、 先輩の現役ボクサーで駆け出しトレーナーの 変わり者、ウメキチとの練習の日々が、 ぼくを、その心身を、世界を変えていく―― ボクシングをする若者の日常を描く徹底性が、 柔らかくも強靭な言葉となって読者に迫る。 ―― 奥泉 光(芥川賞選考委員) この先何十年も信じていたい小説。 最後のあの一行は、大切なお守りです。 ―― 尾崎世界観(クリープハイプ)
レビュー
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文句なしの傑作です。
作者の技術力や表現力が光る。芥川賞受賞作だ。
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ストイックな小説
ボクサーの葛藤を掘り下げたストイックな小説である。タイトルもいい。
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リアルな心情描写
リアルですね・・・そうそうドラマみたいな漫画みたいな展開よりは 抜けたもの同士ではなく 大体実力が同じくらいのマッチメークが泥臭くて面白い!ちょっと左のタイミングや強弱や軌跡を 工夫したら 別人の様に主導権を握るシーンが欲しかったかなと思われますが、監修者がサウスポー だったっけなと思い出しました。続編があってもいいと思う。
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状態が良い
お得なのに状態が良く満足
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まぁ好きな方もいるでしょう
芥川賞受賞作品という事で他作品とまとめて購入。個人的には宝島の方が好みであった。
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物語はいいのだけど。。。
淡々とした感じの物語は好きでした。Kindleで購入して読んだのですが、ひらがなが多くて読みにくい。妙に難しい漢字が使われているところもあるのに、小学校で習うような漢字がひらがなだったりで、これはKindle版だけなのだろうか?ひらがなを使うことで、主人公の心情を表現してるのか?などとも思ったが、謎です。
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あっという間に読み終えました!
ボクサーの心情と葛藤、苦しみや諦め、さまざまな感情をリアリティある描写で表現されていました。 気がついたら一気に読みきってしまった。 それまでの葛藤とラストの表現に鳥肌。 素晴らしい内容でした。
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こんなので…?
芥川龍之介が生きていたら、こんなのに賞を与えたかな? 数ページ読んでくれたら、ラッキーじゃない?