日本の文学賞

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サンショウウオの四十九日

芥川龍之介賞

サンショウウオの四十九日

朝比奈秋

ある家族が飼っていたサンショウウオの四十九日までの日々を通して、生命の儚さと家族の絆を描く。

死生観家族儀式

作品情報

あの日、川辺で見つけた小さなサンショウウオは、まるで私たちの想いを映す鏡のようだった。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2024-07-12
ページ数
144ページ
言語
日本語
サイズ
19.7 x 13.6 x 1.5 cm
ISBN-13
9784103557319
ISBN-10
4103557311
価格
1430 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

第171回芥川賞受賞作! 同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生を描く、芥川賞受賞作。 周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。

レビュー

  • 難しいけど面白い

    ラジオでこの小説を紹介してたので買いました。さらっと読んでもう一度読み直しアアそうかと納得。読みごたえがありました。

  • 現実的にはありえないが

    現実的にはありえないが、読むたびどんどん引き込まれる物語。 自分が何をしたいのかと問われている感じがしました。

  • 設定に難あれど純文学ならオッケーな立派な作品です。

    面白くもあり、疑問もたくさん湧いてきて、色々考えさせられた。あり得ないだろう設定を引っ提げて、この作品はあたかも虚構論文のように読書界に投げられた。 本作が提示する二心同体というモチーフは、斬新な面もあり、いつかアンサーとして他の作家によりもっと上手くエンタメに料理され昇華されそうなネタ提供になっている、と考えると太っ腹な作者だと感心する。それほどチャレンジングな描写手法を一部垣間見せている。 設定は若干破綻しているが、純文学の体を為すことで、小説として成立しているのが興味深い。アクロバティックだ。かなり読みづらい作品で、何が良くて、何が引っ掛かるか。特にその引っ掛かりについて考える価値があると思った。 余談として疑問点をふたつ(ネタバレ注意)。以下の点が終始気になり、SFとしてもファンタジーとしても着地しないもどかしさがあった。ゆえに純文学の体に依存する作品にならざるを得ないとも。 ◯睡眠薬の効果──同体にも関わらず「杏」の精神が高じているために、「瞬」が睡眠薬を飲んで「杏」だけを鎮めて眠らせるのって…あり? ◯ふたつの精神が宿る特異な結合性胎児の発覚過程の謎──「杏」として周囲から認知されて生き、五歳まで同体の中で半覚醒的に過ごした「瞬」を、どうやって周囲が確証するに至ることができたのか? また、名も与えられず生きた内面の「瞬」が精神的におかしくならずに過ごせたプロセスが曖昧。 以上ゆえに、作品世界内で通用すべき『信じるに足るもの』が得られないという破綻がある。 最後に。 本好きで、考えるネタに飢えている人ならば、一読して損はないと思う。この作品にはネガティブな意見も多いだろうが、これは実験小説ならではの提起と表現の面白みの発見がある。またしっかりとした小説らしさの体があるから、文学賞で評価されたのには理がある。 (それにしても、昨今の純文学の「主語の省略」作法が読みづらい。いちいち人称視点の確認のために読みなおす負荷を読者に求めるのはエレガントとは言えない)

  • お医者様だから書けたお話かも

    独特な展開のお話です。でもとても分かり易かったです。

  • 返品しない

    内容があまり面白くなかったけ 内容が面白くなかった ど注文したい上は仕方ない

  • 一気に読みました

    夢中になって一気に読みましたが、少し難しかったので2回目読もうと思います

  • 退屈

    自分では書けないけど面白くない

  • 素晴らしい

    この様な死と生をあからさまに書いた作品は二度目です。河野さんの純文学も同じです。 浸りました。

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