日本の文学賞

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朝比奈 亜紀

あさひな あき

Asahina Aki

ペンネーム: 浅波 亜紀短編時代に使用

プロフィール

性別
女性
生誕
1986-07-14 (神奈川県横浜市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
横浜市(神奈川) → 東京都文京区

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
2010年〜
所属団体
日本ペンクラブ
影響を受けた人物
村上春樹, 川上弘美

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学科
学位: 文学士
期間: 2005-2009
卒業年: 2009
国: 日本
在学中に短編小説を発表し作家デビュー

受賞歴

新世紀文学賞
2024
対象作品: 朝焼けの港
部門: 長編小説
主催: 新世紀文学賞運営委員会
結果: 受賞
若手文学賞
2012
対象作品: 潮騒の声
主催: 若手文学賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 塩の道

    「塩の道」は林芙美子文学賞 2021-1 の大賞作。題材の個性や作品の空気感が印象に残る一編として整理できる。

    林芙美子文学賞 2021-1 の大賞作。

    林芙美子文学賞大賞
三島由紀夫賞 1回登壇
  1. 受賞作: 植物少女

    母が植物状態になったあとも病室へ通い続ける娘の視点から、介護と成長、生と死の境目を静かに描く長編。身体の記憶と家族の距離感が、淡々とした語りの中で深く立ち上がる。

    生と死で線引きされない場所に、親子の物語がある。

    184ページ
    母娘植物状態介護生と死成長
芥川龍之介賞 1回登壇
  1. ある家族が飼っていたサンショウウオの四十九日までの日々を通して、生命の儚さと家族の絆を描く。

    あの日、川辺で見つけた小さなサンショウウオは、まるで私たちの想いを映す鏡のようだった。

    144ページ
    死生観家族儀式

作品

代表作

朝焼けの港

2023年 長編小説 320ページ

港町を舞台に、一家の再生を描く長編小説。過去の喪失と和解、海を介した記憶の回復が静謐な筆致で綴られる。

喪失家族記憶再生
映像化・舞台化
  • [映画] 朝焼けの港 / 中村真人 (2025)
翻訳
  • 英訳: Dawn Harbor(訳: エミリー・カーター、2025)

潮騒の声

2011年 短編集 188ページ

海辺の町の断片的な物語を集めた短編集。日常の小さな不気味さと優しさが同居する作品群。

孤独日常の奇跡
映像化・舞台化
  • [ラジオドラマ] 潮騒の声 — ある短篇 (2013)
翻訳
  • 英訳: Voices of the Tide(訳: Samuel Lee、2014)

夜行列車の記憶

2016年 中編小説 160ページ

長距離列車を舞台にした中編。往復する列車の時間と記憶が交差する中で、登場人物たちの小さな秘密が明らかになる。

時間記憶

全著作

  • 潮騒の声(2011)
  • 雨音の庭(2014)
  • 夜行列車の記憶(2016)
  • 短篇集『窓辺の光』(2018)
  • 朝焼けの港(2023)

翻案

  • 朝焼けの港 — 映画化(2025)
  • 潮騒の声 — ラジオドラマ化(2013)

作品の翻訳

  • 朝焼けの港 — 英語版(2025、訳: エミリー・カーター)
  • 潮騒の声 — 英語版(2014、訳: サミュエル・リー)

作風・主題

文体
静謐で叙情的な文体内面の細やかな描写
頻出モチーフ
列車記憶と喪失

評価・遺産

地方の風景と個人の記憶を織り合わせる作風で、現代日本文学の若手を代表する作家の一人と評価されている。映画化により幅広い読者層に認知されるようになった。

大衆文化への影響

  • 『朝焼けの港』の映画化が公開され、サウンドトラックやロケ地ツアーが話題になった。

引用

  • 書くことは忘れないための儀式だ。
    出典: インタビュー(週刊文芸、2024年5月) (2024年)

豆知識

  • 執筆前に海辺を散歩する習慣がある。
  • 猫を飼っており、短編の着想は飼い猫との散歩中に浮かぶことが多い。