バスストップの消息
日常の輪郭が少しずつずれていくなかで、バス停そのものが物語の中心に立つ。幻想と観察が交差する短編〜中編規模のファンタジー。
日常幻想都市
作品情報
バス停が、ある夜ふと別の場所へ向かう。
新潮社刊のファンタジー小説。日常に潜む小さな異界を、静かな筆致で描く。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 1995-12-01
- ページ数
- 203ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784104091010
- ISBN-10
- 4104091014
- 価格
- 147 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: バスストップの消息 : 嶋本 達嗣: 本
レビュー
-
ある日、バス停が自分の意志で動きだす
田舎の歩道に佇んでいるバス停。そのバス停が、ある日、バスに乗ってしまった。自分の意志で。目を描いて自分を抑圧する監察官から逃れて。 こう書くとなんだかよくわかりませんが、詩的な表現でバス停が見知らぬバス停で降り、そこのバス停と交流しながら、旅を進めるロードムービーっぽい感じです。 ただ、終盤に向かうに従って観念的になりすぎた気はします。 でも、なかなか心を打つ表現もあり、お勧めです。
関連する文学賞
- 日本ファンタジーノベル大賞 第7回(1995年) ・優秀賞