作品情報
ぬか床から始まる奇妙な導きが、命のかたちを問い直す。
『沼地のある森を抜けて』は、先祖伝来のぬか床に導かれた女性が、島の森と沼地へ踏み入り、生命の継承や変容を見つめていく長編小説です。発酵、身体、家族の記憶が幻想的に結びつきます。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2005-08-30
- ページ数
- 406ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784104299058
- ISBN-10
- 4104299057
- 価格
- 296 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
始まりは「ぬか床」だった。先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。変容し、増殖する命の連鎖。連綿と息づく想い。呪縛を解いて生き抜く力を伝える書下ろし長篇。
レビュー
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わくわく
こういうテイスト好きです
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凄い、の一言
こんな独創的な作品は、読んだことがありません。梨木さんは、家守奇譚でファンになったのですが、こんな深い思想をお持ちの方だとは思ってもみませんでした。感服の至りです。
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旅行のお供に
趣味で糠漬を始めた私に同僚が貸してくれた本です。 糠漬をアイテム的に扱った小説というより、 糠床を軸に、「自己」とは何かという大きなテーマに 挑んだ作品です。 当初軽く読めると思っていたのですが、想像以上の 物語としての深さに、休み休み読んだため、読了まで 3ヶ月近くを費やしてしまいました。 個人的には、書き方などを含めて好みの小説ではないですが、 読み応えがあったのと、日頃何となく考えていることを 言葉にしてもらった感のありがたみを感じたので、 星は4つとしました。
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初めて読む梨木作品
タイトルから紀行文かなと軽い気持ちで読み始めたら、まったく分野の違う作品でした。 糠床などという台所の日常生活のイメージとはかけ離れ、菌類などの専門用語が氾濫しているのですが 読みにくい感じは全くしません。ただ2章ごとに挟まれる「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」 ''がどうも理解不能です。最終章の「沼地のある森」が秀逸でした。読み難い箇所もあったけど この章を読んで癒されました。梨木作品をもっと読みたいと思いました。
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沼地のある森を抜けて・・・
不思議な話なのに、そういうこともあるかもしれないと ぼんやり思いながら、物語の世界にひたれました。
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好きな作家さん
梨木 香歩さんの本は大体買って読んでます 梨木 香歩さんのファンタジーな世界観となんとなく感じる懐かしさが好きです。
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?が多すぎる
読みながら、たぶんここはこうだろうなぁと修正を入れなが読んでいきました。そういう箇所が多すぎる!もう。 読むのが下手なだけかもわかりません。
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深い
とても深いお話で面白かったです。 この世の中に存在する全てのものたちに、「思い」はあるのかもしれない、、、 と、考えさせられました。
関連する文学賞
- 紫式部文学賞 第16回(2006年) ・受賞
- センス・オブ・ジェンダー賞 第5回(2005年) ・大賞