Japanese Literary Awards

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梨木 香歩

なしき かほ

Nashiki Kaho

Profile

Gender
Female
Born
1959 (鹿児島県)
Nationality
日本
Languages
日本語
Residence History
鹿児島県(出生) → 関西地方(仕事場) → イギリス(留学)

Career

Occupations
児童文学作家, 絵本作家, 小説家, エッセイスト
Active Years
1994-
Influenced By
ガブリエル・ガルシア=マルケス, アーサー・ランサム, ベティ・モーガン・ボーエン

Education

同志社大学
神学部
Country: 日本
同志社大学神学部を卒業
Country: イギリス
イギリスに留学し、児童文学者ベティ・モーガン・ボーエンに師事

Awards

日本児童文学者協会新人賞
Work: 西の魔女が死んだ
Organization: 日本児童文学者協会
Result: 受賞
新美南吉児童文学賞
Work: 西の魔女が死んだ
Organization: 新美南吉児童文学賞
Result: 受賞
小学館文学賞
Work: 西の魔女が死んだ
Organization: 小学館
Result: 受賞
児童文学ファンタジー大賞
Work: 裏庭
Organization: 児童文学ファンタジー大賞
Result: 受賞
本屋大賞
2005
Work: 家守綺譚
Organization: 本屋大賞実行委員会
Result: 3位入賞
センス・オブ・ジェンダー賞
2005
Work: 沼地のある森を抜けて
Category: 大賞
Organization: ジェンダーSF研究会
Result: 大賞受賞
紫式部文学賞
2006
Work: 沼地のある森を抜けて
Organization: 紫式部文学賞
Result: 受賞
読売文学賞(随筆・紀行部門)
2010
Work: 渡りの足跡
Category: 随筆・紀行部門
Organization: 読売新聞社
Result: 受賞

Awards & Nominations

  1. Work: 西の魔女が死んだ

    『西の魔女が死んだ』は、対象となる文学賞で評価された作品で、題名が示す主題や人物、時代の手触りを軸に読ませる一作です。

    『西の魔女が死んだ』は、受賞対象として記憶される作品の個性を備えています。

    文学賞受賞作人間の営み時代と社会
  1. Work: 西の魔女が死んだ

    『西の魔女が死んだ』は、梨木香歩による児童文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。

    西の魔女が死んだという題名を軸に、梨木香歩の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。

    児童文学作品受賞作1995年
  1. Work: 裏庭

    『裏庭』は、梨木香歩による児童文学ファンタジー大賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。

    梨木香歩の表現が、裏庭という題名に凝縮された児童文学ファンタジー大賞受賞作。

    受賞作児童文学ファンタジー大賞作者性
  1. 叔母から受け継いだぬか床に奇妙な生命の気配が現れ、久美は一族の来歴と南の島の記憶へ導かれていく。発酵、血縁、性、生の連続性を、不思議な手触りの物語として描く長編小説。

    うめくぬか床から、家族と生命の深い記憶が立ち上がる。

    406 pages
    生命発酵家族史ジェンダー
紫式部文学賞 1 appearances
  1. 『沼地のある森を抜けて』は、先祖伝来のぬか床に導かれた女性が、島の森と沼地へ踏み入り、生命の継承や変容を見つめていく長編小説です。発酵、身体、家族の記憶が幻想的に結びつきます。

    ぬか床から始まる奇妙な導きが、命のかたちを問い直す。

    406 pages
    生命発酵家族

Works

Major Works

西の魔女が死んだ

1994 児童文学

少女と祖母の交流を通じて成長を描く、自然や暮らしに根ざした物語。

成長自然祖母と孫魔女のイメージ
Adaptations
  • [映画] 西の魔女が死んだ / 長崎俊一 (2008)
  • [ラジオドラマ] 西の魔女が死んだ(ラジオドラマ) (2005)

裏庭

1996 児童文学 / ファンタジー

日常と幻想が交錯する短編集。子どもの視点から世界の奇妙さを描く作品群。

幻想日常子ども

からくりからくさ

1999 小説

「世界は一枚の織物」という考えを手がかりに、庭や植物、同時代の感覚を編むように描いた作品。

自然織物的な世界観生活と想像

家守綺譚

2004 短編集 / 怪奇

日常と不思議が混じり合う短編を書き下ろした作品集。家や庭にまつわる異界的な要素が織り込まれている。

家庭怪奇季節感
Adaptations
  • [ラジオドラマ] 家守綺譚(NHK-FM 青春アドベンチャー) (2005)

村田エフェンディ滞土録

2004 小説

連載をまとめて刊行された作品。異国趣味や旅の風景を背景に人間模様を描く長編風の構成。

異文化記憶

沼地のある森を抜けて

2005 小説

「自己と他者の境界」や「生命」を主題に、長い執筆期間を経て完成した思索的な長編。深い叙情性と哲学的な視座が特徴。

生命自己と他者叙情

ピスタチオ

2010 小説

私的な記憶や関係性を繊細に描いた短中篇を含む作品。

記憶関係性日常

渡りの足跡

2010 随筆・紀行

エッセイと紀行を交えた随筆集。各地の風景や動植物、旅での思索が綴られる。

自然観察随想

海うそ

2014 小説

海辺や島を舞台にした物語。人間関係と自然の力が交錯する作品。

共同体自然

椿宿の辺りに

2019 小説

近年の作品で、土地や人々の記憶を繊細に掬い取る短編・中篇を収める。

記憶土地人間模様

Bibliography

  • 西の魔女が死んだ
  • 裏庭
  • からくりからくさ
  • 家守綺譚
  • 村田エフェンディ滞土録
  • 沼地のある森を抜けて
  • ピスタチオ
  • 渡りの足跡
  • 海うそ
  • 椿宿の辺りに
  • 春になったら莓を摘みに
  • ぐるりのこと
  • 水辺にて on the water / off the water
  • ピスタチオ

Adaptations

  • 映画『西の魔女が死んだ』(監督:長崎俊一、2008年)
  • NHKラジオドラマ(『西の魔女が死んだ』など、2005年前後)
  • NHK-FM『青春アドベンチャー』でのラジオドラマ化(家守綺譚、2005年)

Translations by Author

  • G・B・マシューズ『哲学と子ども 子どもとの対話から』(倉光修と共訳)
  • クレア・キップス『ある小さなスズメの記録 〜クラレンスの生涯〜』(共訳)

Translations of Works

  • 西の魔女が死んだ(英訳タイトル例)

Style & Themes

Literary Style
叙情的で繊細な文体自然描写が丁寧幻想と現実の境界を曖昧にする描写
Recurring Motifs
植物・庭季節感女性の視点食べ物や手仕事『銀』という象徴的存在

Legacy

1990年代以降、児童文学と一般小説の両面で幅広い読者を獲得。学校の入試問題や課題図書にも取り上げられ、現代日本文学における自然描写と叙情性の代表的作家の一人と見なされている。

Academic Societies

  • 日本児童文学者協会

In Popular Culture

  • 『西の魔女が死んだ』は映画化され、教育現場や入試問題で多く取り上げられている。

Quotes

  • この作品は料理人が作る自分用の賄いのようなものだ。
    Source: 梨木香歩(『家守綺譚』についての発言、インタビュー) (2004)
  • 感情移入してしまったため、母親の台詞を加筆した。
    Source: 梨木香歩(『西の魔女が死んだ』文庫版解説に関して) (2017)

Trivia

  • 自身のカヤックを『ボイジャー号』と呼んでいる。
  • 作品の露出を控えめにしている理由は、作品イメージの固定化を避けるため。
  • もし小説家でなければお惣菜屋になりたいと語っている。
  • 『西の魔女が死んだ』は映画化され、広く知られる代表作となった。