日本の文学賞

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ひとびとの跫音

読売文学賞

ひとびとの跫音

司馬遼太郎

正岡子規の妹・律の養子となった正岡忠三郎を中心に、子規につながる人びと、詩人や思想家、市井の人々の生をたどる長篇。司馬遼太郎が歴史の大事件ではなく身近な記憶と交友に耳を澄まし、人が生まれ死んでいくことの情趣を静かに描く。

正岡子規の周辺市井の人生記憶と追悼大正・昭和の人間模様

作品情報

子規ゆかりの人びとの跫音から、名もなき人生の清々しさと哀惜が立ち上がる。

正岡家の養子となった忠三郎の半生を軸に、子規の妹・律、加藤拓川、ぬやま・ひろし、西沢隆二ら、近代日本の片隅でそれぞれの信念と寂しさを抱えた人びとが交差する。司馬遼太郎は聞き書きと回想を重ねながら、英雄ではない人間の振る舞いや言葉に宿る気品をすくい取り、歴史の余白に残る足音を長篇として刻んでいる。

レビュー要約

  • 歴史小説家としての大きな構図よりも、近しい死者たちの気配を呼び起こす私的な語りが印象を残す。正岡子規、律、忠三郎、ぬやま・ひろしらの記憶がゆるやかにつながり、散文の奥から一筋の声が聞こえるような作品として読まれている。

書籍情報

出版社
中央公論新社
発売日
2009-08-01
ページ数
523ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784120040504
ISBN-10
412004050X
価格
946 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: ひとびとの跫音 : 司馬 遼太郎: 本

レビュー

  • ずしり

    これまでも何回か読んだけど挫折してました。腹にズシリとくるないようです。 ありがとう。

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