肩書きのない名刺 (中公文庫 M 239)
放送人として長く現場に立った三國一朗が、日々の出会い、仕事、ものの見方を軽やかにつづるエッセイ集。肩書きよりも人柄や経験の手触りを重んじ、昭和の生活感覚とメディアの空気を身近な文章で伝える。
昭和放送人物観察仕事人間関係
作品情報
肩書きに収まらない人間の面白さを、放送の現場と昭和の日常からすくい上げる。
『肩書きのない名刺』は、三國一朗が仕事と生活のなかで出会った人や出来事をめぐって書いた随筆集。放送、会話、日常の違和感、ふとした気づきが短い文章に収められ、肩書きでは測れない人間の味わいが浮かび上がる。昭和のメディア文化を知る語り手ならではの記憶と観察が、穏やかなユーモアを帯びている。
レビュー要約
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短い文章の積み重ねから、放送界での経験や昭和の生活感覚が伝わる点が好まれている。時代の違いを感じさせながらも読みやすく、人物や出来事への観察の細やかさに魅力がある。
書籍情報
- 出版社
- 中央公論新社
- 発売日
- 1984-06-10
- ページ数
- 268ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784122011304
- ISBN-10
- 4122011302
- 価格
- 384 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/エッセー・随筆/日本のエッセー・随筆/近現代の作品
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レビュー
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今川義元を演じた人
「放送タレント」という奇妙な肩書きで、司会者的な人だが大河「太閤記」で今川義元も演じたという不思議な人で、学識もあった。エッセイストクラブ賞受賞作だが、どうもいま一つ面白くない。人柄がいいのはよく分かるんだが、テレビの当時に関心がある人には面白いだろう。