日本の文学賞

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日本エッセイスト・クラブ賞 にほんエッセイスト・クラブしょう

第28回(1980年)

エッセイ

受賞者

3名
三国一朗 みくに いちろう 受賞

放送人として長く現場に立った三國一朗が、日々の出会い、仕事、ものの見方を軽やかにつづるエッセイ集。肩書きよりも人柄や経験の手触りを重んじ、昭和の生活感覚とメディアの空気を身近な文章で伝える。

肩書きに収まらない人間の面白さを、放送の現場と昭和の日常からすくい上げる。

268ページ
昭和放送人物観察仕事人間関係
太田愛人 おおた あいじん 受賞

牧師であり随筆家でもある太田愛人が、自然と食卓をめぐる暮らしを朗らかに描くエッセイ集。野山や浜辺で得た食材、友人を招く食卓、信仰と生活が結びつく感覚を通して、近代的な便利さから離れた豊かな時間を語る。

野山と海辺の恵みを食卓へ運び、暮らしの喜びを牧師の眼差しで語る。

297ページ
食卓自然牧師の暮らし自給信仰
小松恒夫 こまつ つねお 受賞

『週刊朝日』編集長を務めた著者が、過労で倒れたのち畑づくりに向かい、土と人との関係を見つめ直すエッセイ。農に生きる人々との出会い、小鳥や雑草との格闘、カンピョウ作り、子どもたちとの対話を通して、都市生活で薄れていた自然の確かさを静かに描く。

鍬を握った編集者が、土と人間のかかわりをやさしい筆致でたどる。

245ページ
農業土と暮らし都市生活自然観察畑づくりエッセイ