作品情報
吉野大夫の跡を追う旅が、文献と土地の記憶を巻き込みながら迷宮化していく。
『吉野大夫』は、信濃追分にいたとされる遊女の痕跡を追う過程を、史実探しと語りの迷走として描く。墓や過去帳、土地の伝承に触れながら、確かな答えへ向かうよりも、探す者の思考と文体が横道へ広がっていく作品である。
レビュー要約
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実在した遊女をめぐって墓や過去帳を探し当てながら、対象の正体はつかみきれず、物語が脱線と増殖を重ねる作品として紹介されている。
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信濃追分の遊女を題材に、小説、随筆、評論を混淆させる独自の手法で構成された谷崎潤一郎賞受賞作として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 中央公論新社
- 発売日
- 2001-09-01
- ページ数
- 236ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784125501802
- ISBN-10
- 4125501807
- 価格
- 2640 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第17回(1981年) 谷崎潤一郎賞受賞
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