文藝賞
1回登壇
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第1回(1962年) 佳作受賞作: 関係
ごとう めいせい
Gotō Meisei
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学第二文学部 | 第二文学部 | 露文科 | 文学士 | 1950年代(在学中に1955年に入選) | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1962 | 文藝賞(佳作) | 関係 | — | 雑誌『文藝』 | honorable mention |
| 1977 | 平林たい子文学賞 | 夢かたり | — | 平林たい子文学賞選考委員会 | recipient |
| 1981 | 谷崎潤一郎賞 | 吉野大夫 | — | 谷崎潤一郎賞選考委員会 | recipient |
| 1990 | 芸術選奨(文部大臣賞) | 首塚の上のアドバルーン | — | 文化庁 | recipient |
『夢かたり』は、後藤明生が植民地朝鮮での少年期と引揚げの記憶を、夢のように揺れる語りで再構成した連作的な小説集。個人の記憶と植民地経験が交錯し、自己と他者の境界を問い直す。
植民地の記憶を、夢と語りの往還としてたどる後藤明生の重要作。
信濃追分に実在した遊女・吉野大夫の痕跡を追う語り手が、墓や過去帳、土地の記憶、文献をたどっていく。小説、随筆、評論が入り混じり、調べる行為そのものが脱線と増殖を重ねていく実験的な長編小説。
吉野大夫の跡を追う旅が、文献と土地の記憶を巻き込みながら迷宮化していく。
都市の風景と歴史の痕跡を重ね、首塚という重い記憶の上に浮かぶアドバルーンを象徴的に配した小説です。後藤明生らしいずれの感覚と語りの運動が、現代の場所に潜む不穏さを引き出します。
空に浮かぶ広告の軽さと、地中に残る記憶の重さが交差します。
大学在学中に発表した初期作品。個人的な視座と鋭い観察を示す短編。
ブラックユーモアとグロテスクな視点を交えた短編・中編群で評価された作品群の代表作の一つ。
ゴーゴリの『外套』を出発点にした実験的な構成を持つ長篇。批評家から高く評価された。
夢や記憶を主題にした作品。1977年に平林たい子文学賞を受賞。
歴史や伝承に材を取った野心的な作品で、1981年に谷崎潤一郎賞を受賞した。
晩年の代表作の一つ。社会的な眼差しとユーモア、悲哀が混ざり合う長篇で1990年に芸術選奨文部大臣賞を受賞。
「内向の世代」を代表する一人として評価され、実験的な文体と批評的ユーモアで後進に影響を与えた。文芸研究・教育にも貢献し、谷崎賞など主要な文学賞を受賞した。
小説を書く理由は小説を読んだためだ。