作品情報
古典の遠さをほどき、恋とことばの生々しさを現在へ連れてくる。
古典案内として読みやすく、専門的な解説よりも感情の手触りを重視する語り口が支持されている。作品への入口を探す読者に向く一方、学術的な細部を求める読者には軽やかに映ることもある。
レビュー要約
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古典案内として読みやすく、専門的な解説よりも感情の手触りを重視する語り口が支持されている。作品への入口を探す読者に向く一方、学術的な細部を求める読者には軽やかに映ることもある。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2003-07-10
- ページ数
- 285ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163651002
- ISBN-10
- 4163651004
- 価格
- 1083 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/古典/日本の古典/古代・中世文学/源氏物語
第14回(2004年) 紫式部文学賞受賞
レビュー
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日本の最高峰文学を絶品の解釈で。
とても、楽しく奥が深い源氏物語の 和歌の解釈。 源氏物語を知らなくても、俵万智さんが 熱弁をふるって懇切丁寧に解説して下さるので 大丈夫です。 和歌の古典の文法が、わからないと気になり、 処分したので新たに古語辞典を買おうか?迷っています。
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源氏物語を気軽に楽しめる。
とても読みやすいうえに、源氏物語の世界観がすごく頭に浮かんできました。当時のことを考えながら楽しく読むことができました。俵万智さんの文章もすごい柔らかく情緒豊かで、当時の風景が頭の中に思い浮かんで楽しい読書体験ができました。平安時代は私たちにとってすごく昔の話ですが、当時の物語を今も読めるのはとても幸せなことだと感じます。
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分かりやすい
視点が面白い
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短歌愛好家の知人にプレゼント とても喜んでもらえた。
私が気に入っていると言う事です。こうゆうものの好み人それぞれだから。
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お勧めです
源氏の現代語訳は、田辺、与謝野、橋本、瀬戸内そして大塚と断続的に読み続けてきていますが、作品中の和歌はいつも私のような無粋なものにとっては難物です。その和歌がすっきり全体像のまま受け止められるもの。どうもしっくりこないもの。その技巧が理解できないもの。千差万別です。新しい現代語訳を読むたびに味わいなおしているようなもんでしょうか。 源氏には全部で795の和歌が登場するそうです。著者(紫式部)によって、物語のさまざまな人物の心情と状況に仮託されて、作り出された和歌、これを無視してはおそらく源氏の何かを見落とすことになってしまいます。これまでのあまたの現代語訳も、この和歌に対しては訳者各人それなりの対応をしているようです。まったく和歌の部分は訳をしない現代語訳もありますから。 和歌というのは型です、しかしその型と決まり事を前提としながらも、様々な技巧を創造的に利用することにより、現実には許されることのない様々な感情の奔出を可能とするとの著者(俵万智)の指摘は核心をついています。しかし本書で和歌を通して抽出される「柏木」「夕霧」そして「薫」のパーソナリティは「醜悪」の部分をハイライトするようです。この読み込みは、いうまでもなく現代の価値観からのbackward interpretationなのでしょうけど、本書でもその「醜悪」の背後に潜むものは、つまるところ「身分」とそれへの意識であるという仕組みが指摘されます。
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源氏物語の和歌から、登場人物の心を読む
源氏物語は和歌の理解が大切と言われますが、それが何より難しく、しっくりするものは、なかなかありません。 俵万智氏の訳と深く分かりやすい解説で、源氏物語の理解が深まります。
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楽しく学べる源氏物語
日本の古典の最高峰を、確かな知識とともに身近な感覚で楽しめます。 今に通じる源氏物語の魅力的な登場人物への理解が深まります。
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面白い
一気に読みました
関連する文学賞
- 紫式部文学賞 第14回(2004年) ・受賞