日本の文学賞

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そして、バトンは渡された

本屋大賞

そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ

『そして、バトンは渡された』は、血のつながらない親たちの間をリレーされるように育った高校生・森宮優子の物語。複雑な家庭環境を不幸の記号としてではなく、何人もの大人から注がれる愛情の連なりとして描き、家族の形と幸せを静かに問い直す。

家族継父母成長愛情本屋大賞

作品情報

名字が何度変わっても、優子の人生には親たちから手渡された愛情が残っている。

文藝春秋より2018年2月に刊行された瀬尾まいこの長編小説。2019年本屋大賞を受賞し、書店員の支持によって広く読まれた。森宮優子を中心に、複数の親たちとの暮らしを通して、愛情を注がれることと愛情を注ぐ相手がいることの幸福を描く。

レビュー要約

  • 重い設定でありながら、登場人物を包む温かさと読後感の明るさが支持されている。家族の血縁よりも、日々の食事や会話や世話の積み重ねが人を育てるという描き方に共感が集まる。

書籍情報

出版社
文藝春秋
発売日
2018-02-22
ページ数
372ページ
言語
日本語
サイズ
13 x 2.1 x 19.1 cm
ISBN-13
9784163907956
ISBN-10
4163907955
価格
1210 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作

レビュー

  • 読んだらバトンは渡される

    Kindle Unlimited 入ってるなら読むべき 読み応えあり涙あり さすがの作者の代表作と感じた

  • 親が変わるのを悲観しないのがもはやファンタジー

    優子ちゃんの淡々とした、けれど筋が通っていてしなる竹のような生き方、読んでいてなんだか勇気づけられました。 親が変わるのにあたって、親側に自分勝手な理由が1つもないのも現実にはあまりあり得ない、さらにそれを優子ちゃんが悲観しないのがもはやファンタジーだとも思いました。 日常的な内容が新鮮な切り口で展開していく物語に、最後まで目が離せず楽しめました。

  • そして、自分もバトンを渡す

    本当の家族とは何か、血のつながりとは何かについて、考えさせられるとても素敵な作品でした。家族がいて、その在り方を模索していた私にとってはとても刺さりました。 主人公の優子は様々な理由で、何度も親が変わっていきます。普通に考えると不幸な状況ですが、優子は幸せでした。それはそれぞれの親が血のつながり関係なく、懸命に主人公を愛したこと、そしてそのバトンを受け取って次に繋げてきたからなのです。 話自体は劇的なことは起こらず、日常の話をベースに現在と過去を行き来しながら淡々と進んでいきます。それぞれのキャラクターの個性もあり魅力的で、親族ではないけど、主人公のことをちゃんと理解してくれていた向井先生や、幼少期のアパートのオーナーのおばあさんなども、個人的にはとても惹かれるキャラクターでした。 自分のための人生ではなく、誰かを愛して誰かのために生きる時間の尊さを教えてくれるそんな作品でした。 離婚経験のある知り合いにもオススメさせていただきました笑 そうやってバトンを渡していってほしいそんな作品です。

  • 主人公の優子のキャラも、彼女の周りの人たちのキャラも良く、温かな気持ちに包まれる家族小説でした。

    胸がじんわりと温かく満たされる、そんな素敵な小説でした。 話の終盤がとても良かった。優子(ゆうこ)が小学五年生の時にもらった二十万円の使い道とか、優子の結婚式の様子とか、思わず、目頭が熱くなりました。

  • 読書の一部

    楽しく拝読させて頂きました。 ただ感想は人それぞれかと・・・・。

  • 結婚を諦めてる奴は読むな

    特に何か特別な事件とかが起こるわけでもないのに最後まで読ませる文章力は見事 特に森宮さんのキャラクターが良い。題名と親が何度も変わってきたという設定を聞くだけでストーリーをどんな感じで結ぶのかは想像がついてしまうし、実際にほぼ想像通りだったけど、森宮さんのキャラを生み出しただけで勝ちと言っていい 総合的には、いい話だったけど結婚願望のない私には「そう…」って感じだった 結婚願望が強い人や子育てを経験されている方には強くオススメします

  • 登場人物が魅力的

    高校卒業までに家族構成が7度?変わった主人公優子。自由奔放な継母・梨花や、義理の父・森宮さんなど、血の繋がらない親たちの手で、深い愛情を注がれながら育てられます。 親たちの形は変わっても、その根底にある優子への想いは変わらず、血の繋がりを超えた多様な愛情に胸を打たれます。物語の最後に、育ての親たちから新郎へバトンが渡される結婚式のシーンには、思わず泣いてしまいます

  • バスの中で泣いていた

    本屋で良く見かける本だったので、何気無く買ってみた。 最後の方は涙が止まらなかった。 移動中に何度も涙を袖で拭きながら読んでいた。 そういう時に読む本ではない。 素晴らしい。

  • It's ok

    I got this book since it's highly recommended by a Japanese Youtuber. However, I had a hard time completing it. The dialogues are just okay without much fluctuation in the scenes. Maybe try reading the abstract first and see if you are interested in this type of novels before buying

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