日本の文学賞

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本屋大賞

ほんやたいしょう

全国書店員が選んだ、売りたい本を表彰する文学賞。

本屋大賞部門発掘部門翻訳小説部門ノンフィクション部門
創設年
2004
主催
NPO法人本屋大賞実行委員会
カテゴリー
出版文化・書籍文化
選考方式
公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
締切時期
1月頃
発表時期
4月頃
賞のステータス
活動中

説明

本屋大賞は2004年に設立され、全国の書店員による投票で選ばれる文学賞。新刊書店で働く書店員の視点から、読者に届けたい作品を公平に評価し、クリスタルトロフィーと図書カード10万円分が授与される。

賞品

主賞品
クリスタルトロフィー
賞金
100,000円
  • 図書カード10万円分

選考情報

選考プロセス

一次選考
審査員 全国の書店員
二次選考
審査員 全国の書店員によるノミネート作品10点への投票(推薦理由必須)

選考基準

  • 書店員の投票結果

応募のヒント

推奨

  • 対象作品をよく読む
  • 推薦理由を具体的に書く

注意

  • 根回しやすり合わせを行わない
  • 未読の作品に投票しない

審査員から

  • 書店員の声を重視する
  • 公平性を保つ

関連の賞

  • 直木三十五賞
  • 芥川龍之介賞
  • 読売文学賞
  • 本格ミステリ大賞

公式情報

https://www.hontai.or.jp/

過去の受賞者

阿部暁子 あべ あきこ 受賞
カフネ
宮島未奈 みやじま みな 受賞

滋賀を舞台に、まっすぐで周囲を巻き込む少女・成瀬あかりの勢いを描く青春小説。

まっすぐすぎる行動力が、町の空気まで変えていく。

208ページ
青春地域ヒロイン成長
凪良ゆう なぎら ゆう 受賞
汝、星のごとく
逢坂冬馬 おうさか とうま 受賞

独ソ戦下、母を殺された少女セラフィマが女性狙撃兵として戦場に身を投じる。戦争の暴力と女性たちの連帯を、緊張感ある筆致で描く長編。

少女は復讐のために銃を取る。

496ページ
戦争小説女性兵士独ソ戦成長物語復讐
町田そのこ まちだ そのこ 受賞

“孤独”を象徴する52ヘルツの鯨をモチーフに、孤立する人々のつながりと再生を描いた長編。多くの読者の共感を呼び本屋大賞受賞作となった。

52ヘルツのクジラたち

260ページ
孤独コミュニケーション再生
凪良ゆう なぎら ゆう 受賞

凪良ゆうの長編小説。被害者と加害者という烙印を背負わされた二人の再会を描く。

「事実」と「真実」のずれが、人間関係と社会の視線を揺さぶる。

355ページ
小説再会被害者性偏見社会
瀬尾まいこ せお まいこ 受賞

『そして、バトンは渡された』は、血のつながらない親たちの間をリレーされるように育った高校生・森宮優子の物語。複雑な家庭環境を不幸の記号としてではなく、何人もの大人から注がれる愛情の連なりとして描き、家族の形と幸せを静かに問い直す。

名字が何度変わっても、優子の人生には親たちから手渡された愛情が残っている。

372ページ
家族継父母成長愛情本屋大賞
辻村深月 つじむら みづき 受賞

学校に居場所をなくした中学生こころが、光る鏡の向こうにある不思議な城へ招かれ、似た痛みを抱える少年少女たちと出会う長編小説。閉ざされた心が、秘密を共有する時間の中で少しずつほどけていく。

鏡の向こうの城で出会った仲間たちは、互いの痛みにそっと手を伸ばす。

554ページ
不登校居場所友情ファンタジー
恩田陸 おんだ りく 受賞

国際ピアノコンクールに集う若き奏者たちを描く長編小説。天才、努力家、再挑戦する者、それぞれの音楽への向き合い方を通じて、競争の場が人を選別するだけでなく成長させる時間になることを描く。

音楽に選ばれた者たちが、互いの響きで自分の音を見つけていく。

512ページ
音楽ピアノコンクール才能成長青春群像
宮下奈都 みやした なつ 受賞

『羊と鋼の森』は、宮下奈都による小説で、2016年の受賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。

宮下奈都の『羊と鋼の森』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。

243ページ
受賞作書誌確認現代文学
上橋菜穂子 うえはし なおこ 受賞

『鹿の王』は、謎の病と帝国の支配を背景に、戦士ヴァンと医術師ホッサルの道行きを描く長編ファンタジーです。生命、共同体、医学、支配の問題を物語の推進力にしながら、壮大な冒険と人間の回復を重ねています。

病と支配の時代に、人が生き延びる力を問う壮大な物語です。

568ページ
ファンタジー疫病共同体
和田竜 わだ りゅう 受賞

『村上海賊の娘』は、和田竜による受賞作品。対象賞の選考で評価された作品として、作者の関心や表現上の特色が凝縮されている。

和田竜の受賞作『村上海賊の娘』。

474ページ
受賞作現代文学書誌確認
百田尚樹 ひゃくた なおき 受賞

『海賊とよばれた男』は、百田尚樹による受賞作品。受賞記録と公開書誌から、作者の表現上の特色がまとまった作品として整理できる。

百田尚樹の受賞作『海賊とよばれた男』。

386ページ
受賞作書誌確認作者の表現
小説家
三浦しをん みうら しをん 受賞
舟を編む

『舟を編む』は、三浦しをんの受賞作です。Amazon JP、NDL Search、Google Books を確認しましたが、公開書誌で詳しい紹介文を確認できる範囲は限られていました。

受賞記録と公開書誌を手がかりに、『舟を編む』の書籍情報を整理する。

受賞作書誌調査現代文学
小説家
東川篤哉 ひがしかわ とくや 受賞

『謎解きはディナーのあとで』は、財閥令嬢で新米刑事の宝生麗子と、毒舌の執事・影山が事件を解く連作ミステリ。麗子が持ち帰る事件の話から、影山が鋭い推理と容赦ない言葉で真相へ迫る。

お嬢様刑事と毒舌執事が、食後の会話から事件の核心へ迫る。

256ページ
安楽椅子探偵ユーモアミステリ令嬢刑事執事
小説家
冲方丁 うぶかた とう 受賞

『天地明察』は、冲方丁による作品。江戸の暦作りをめぐる知の挑戦を描き、学問と勝負、志の物語として読ませる歴史小説。

『天地明察』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。

480ページ
記憶時間人間関係表現の力
小説家
湊かなえ みなと かなえ 受賞

『告白』は、湊かなえのデビュー長編です。娘を失った教師の告白から始まり、複数の語りが事件の真相と加害者たちの内面を浮かび上がらせます。

静かな語りが復讐と罪の輪郭を鋭く刻む、湊かなえの代表作です。

268ページ
ミステリ復讐学校
小説家
伊坂幸太郎 いさか こうたろう 受賞

首相暗殺の濡れ衣を着せられた青年・青柳雅春の逃走劇を描く長編。巨大な陰謀に追い込まれるサスペンスと、過去の記憶や人との信頼が交差する。

俺は犯人じゃないという叫びから、孤独な逃走と記憶の物語が始まる。

690ページ
サスペンス逃走劇陰謀友情
小説家
佐藤多佳子 さとう たかこ 受賞
一瞬の風になれ

高校陸上部の少年たちが短距離走に打ち込み、才能、努力、友情のはざまで成長していく青春小説。疾走感のある試合描写と仲間同士の関係が物語を支える。

『一瞬の風になれ』は、佐藤多佳子の作風と受賞年の評価を伝える一作である。

青春小説陸上競技友情
小説家
リリー・フランキー りりー ふらんきー 受賞

筑豊で母に育てられた「ボク」が、東京での生活、母の老い、父との距離を見つめ直す長編小説。親子の記憶を飾らない語りで積み重ね、家族への後悔と感謝を深い余韻に変えていく。

母と息子の時間を、笑いと喪失感の両方から描く家族小説。

450ページ
母子家族介護郷里喪失
作家
恩田陸 おんだ りく 受賞

『夜のピクニック』は、高校の伝統行事「歩行祭」を舞台に、全校生徒が夜を徹して歩く一日の中で、秘密を抱えた生徒たちの心が少しずつほどけていく青春小説である。特別な事件ではなく、歩き続ける時間そのものが人間関係を変えていく。

夜を徹して歩く一日が、三年間言えなかった秘密を動かしていく。

455ページ
青春高校歩行祭秘密友情
小川洋子 おがわ ようこ 受賞

記憶が短時間しか保てない数学者と、家政婦、その息子が静かな絆を結んでいく物語。数式の美しさと人を思う気持ちが響き合い、喪失を抱えながらも温かな時間が描かれる。

失われていく記憶のなかで、数式だけが人と人をやさしく結ぶ。

256ページ
数学記憶家族やさしさ
1962-03-30 / 小説家 / 岡山県

日本の小説家。記憶と愛をテーマに繊細な心理描写を特徴とする。代表作に「博士の愛した数式」。