日本の文学賞

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けちゃっぷ

文藝賞

けちゃっぷ

喜多ふあり

書籍情報

出版社
河出書房新社
発売日
2008-11-18
ページ数
160ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784309018850
ISBN-10
4309018858
価格
112 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

引きこもり女子HIROは全く口をきかないが、人と話す時は携帯から、言いたいことをブログにアップして爆裂トーク。血でもない、ケチャップでもない、「血のり=けちゃっぷ」のようなバーチャルな現代に迫る、驚愕すべき才能の誕生。

1980年生まれ、28歳。大阪府阪南市生まれ。大阪府立佐野高等学校卒業後、大阪の専門学校入学(卒業)。現在、都内で派遣社員。

レビュー

  • 途中で飽きてしまう

    確かに設定は新しい。ほとんど喋らない主人公の女の子は、それでもブログで本音全開で饒舌に語ることで世界と接している。周りの皆は、そのブログを覗くことで彼女とコミュニケーションをとる。面白い設定なのだが、それを活かしきるだけの筆力がついてきておらず、途中で飽きてしまう。この設定で舞城王太郎が書けば、遥かに面白くなっただろうに残念だ。今後、もっと色んな本を読んで、たくさん文章を書いて、もっと実力を身に付けて、さらに読者を唸らせるような作品を著者が書き上げてくれることを期待する。

  • 読みやすさ、新しさ

    人とのコミュニケーションを苦手とする主人公が、言いたい事をすべてブログに書く、という新しい試みで構成された話。 普段、本を読まない人でも、誰かのブログのつぶやきを読む感覚で読めて、とっつきやすと思う。 ただ、新しさ、読みやすさは評価できるけれど、AV撮影や殺人(?)といった濃いアイテムを安易に出している印象があり、ストーリーは薄い。 この薄さがいいという人もいると思うのだが、中身のつまった話が好きな私にはちょっと物足りなかった。 次回、スタンダードな手法で書かれたこの作者の作品を期待したい。

  • 拍子抜け

    饒舌な文体とのうたい文句に惹かれて購入しました。 けれど私にとって読みにくいものでしかなかった。 新しい文体であることに違いはないと思いますが、 それは文学の追求というより、 内容の薄さを隠すためのものに見えました。

  • 終わりが気になって

    最初はなんとなく読んでいましたが 最後まで読み終えてました。 登場人物それぞれが濃かったです 私の中ではどうやって終わるのかが気になる本でした。

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