作品情報
絶望をドレスコードにして生きる高校三年生たちのモノローグ。
高校三年生の静とナナは、ことば遊びとパンチラインを重ねながら、死に向かう感覚と生きる衝動のあいだを行き来する。第59回文藝賞受賞作として刊行された。
書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2022-11-16
- ページ数
- 144ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.5 x 1.6 x 19.4 cm
- ISBN-13
- 9784309030838
- ISBN-10
- 4309030831
- 価格
- 1540 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
絶望をドレスコードに生きる高3の静とナナは、「ことばぁ」という老婆の家に毎週通っていて――。たたみかけるパンチラインで語られる高校生たちのモノローグ。第59回文藝賞受賞作。 18歳の新星が放つ、一段飛ばしの言語感覚! 絶望をドレスコードに生きる高3の静とナナ。生と死の両極に振り切れ乱反射する、高校生たちのモノローグ。 第59回文藝賞受賞作。 〈推薦文〉 極度の自己否定を極度の自己肯定に反転させ、その両極を繋げることによって、 束の間、魂を生き延びさせる、その方法を描いた小説である。 ――町田康氏 日比野コレコは、重力をものともしない文体を持っている。サンプリングのように、 強度のある異界の言葉が自在に入り込んでいて、作者以外は誰も全貌がわからない。 ――穂村弘氏 〈あらすじ〉 絶望をドレスコードにして生きる高校三年生の静と、ネグレクト家庭に育ち「死にたい歴=年齢」のナナ。ある晩、受験生のナナが単語カードを片手に歩いていると、駅前でサイファーをしている若い男に声をかけられた。ナナは気まぐれで、彼=ビルE を、静と自分の通い慣れている「ことばぁ」という老婆の家に誘うが――。
日比野 コレコ(ひびの・これこ) 2003年奈良県生まれ。2022年に本作で第59回文藝賞を受賞し、デビュー。
レビュー
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君が君であるために。。。
今どきの若者の感性を感じることができる一冊です。 生きにくい世の中で、逞しく生きる! 疾走感が癖になります。
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なるほど、これが原点か
以前から名前だけは知っていて気になっていたので、もっと知りたくなってこのデビュー作を読みました。なるほど、この時から、作風は固まっている感じがします。まだ若い方なので、今後どんなふうな作品を生み出してくれるのか、今からとても楽しみです。女性作家さんなのに、男性の心情も描けるなど、器用な面があるのですね。今後は、小説世界に若い人だけでなく、年寄りももっと多く登場させて下さい。ちなみに私は還暦過ぎの63才です。
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新しいといえば新しいけど
感性は面白いけど無駄に多用している比喩が下手すぎて苦痛。
関連する文学賞
- 文藝賞 第59回(2022年) ・受賞