日本の文学賞

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リカ

ホラーサスペンス大賞

リカ

五十嵐貴久

『リカ』は、平凡な会社員が出会い系で知り合った女性に執着され、常軌を逸したストーキングへ追い詰められていくホラーサスペンスである。身近な通信手段から侵入してくる恐怖を、怪物的な人物造形で増幅させる。

ストーカーホラーサスペンス出会い系執着都市の恐怖

作品情報

日常の軽い出来心が、逃げ場のない執着の恐怖へ変わる。

幻冬舎刊のデビュー作。後に文庫化され、シリーズ化・映像化もされた。雨宮リカという強烈な人物像により、ネットを介した出会いの軽さと、そこから始まる逃げられない恐怖を描く。

レビュー要約

  • 強烈な人物像と加速する恐怖が読者を引き込む一方、過剰な描写を重く感じる声もある。身近な出来事が怪物的な執着へ変わる怖さが、作品の核になっている。

書籍情報

出版社
幻冬舎
発売日
2002-01-01
ページ数
321ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784344001503
ISBN-10
4344001508
価格
140 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

本間隆雄は妻子を愛する、42歳のごく平凡なサラリーマン。軽い気持ちで始めたインタネットの出会いサイトである日リカと名乗る女性と知り合う。メールでのやり取りから、徐々に常軌をいっしていくリカの言動に脅えた本間はリカとの連絡を断ったが…・。エスカレートし続けるリカの狂気、もう、彼女から逃れることはできないのか?第2回ホラーサスペンス大賞 大賞受賞作品。

レビュー

  • 第一作にして頂点

    リボーンまでシリーズ全巻読破しました。 思えば第一作の「リカ」を読んだのは20年も前だからもう一回読んでみようと購入しました。 改めて読んで思ったのはこの第一作がシリーズの中で原点であり頂点だということです。 リカの狂気はこの第一作が一番強く表現されてるように感じました。 シリーズをすべて読んだ後だったが故に逆に怖いと思う場面もありました。 例えば序盤の本間との甘いメールのやり取りすらリカの本性を知ってるだけに怖く感じました。 誤解の無いように言うと他のシリーズ作品が面白くないわけではありません。 個人的には花山病院事件のリハーサルが特に面白かったです。 この第一作「リカ」を読んで面白いと感じたならばシリーズの他作品を 読んでも面白くないはずがないでしょう。

  • 一気に読める面白さ

    Audibleの登場で活字を読むのが億劫になっていましたが、レビューを読んでるとどうしても読みたくなり購入しました。 まず、サンプルの数行を読んだだけで引き込まれます。文章が淡々としているのに描写がうまい。すぐに脳内映像へと切り替わります。 テンポもよく、中だるみもなし。早く救われたくて次の展開が待ち遠しく一日で読み切りました。 ネタバレ しかし、最終的に誰も救われません。 読後はスッキリとしない終わり方です。 リカの理不尽な強さと、警察と主人公の無能さに後半はイライラしてストレスが溜まります。 映画「ミスト」を観終わったときと同じ心境といえばわかりやすいかも。 そういった意味でも気持ち悪い小説トップクラスです。なぜかそんな不快な感情を求めてしまうんですよね。だれかリカに報復して〜〜。

  • まずまず

    リカが人間離れしすぎてリアリティに欠けますがまあまあ面白かったです。

  • リアルな部分もあり怖い

    最後ホラーだけど、面白かった

  • リカ「クセになってんだ 音殺して動くの」

    まず何よりも最初に伝えておきたいことは、先端恐怖症の方は読まない方が良いかもしれないということです。ゾワッとする部分があります。 また、話の中で出て来る死体が中々に凄まじい処理のされかたをしているので、想像力が豊かな方は気持ち悪くなってしまうかもしれません。 以下に書く内容は展開には触れていませんが、リカという人物像にガッツリ触れているのでネタバレ注意とさせていただきます。 あらすじとしては、軽率に出会い系を利用して若い女の子と不倫するつもりでいた既婚男性が、とんでもないハズレクジを引いてバケモノに付き纏われるスリラー小説です。ネットがようやく一般家庭にも少しずつ普及しはじめた、ガラケー時代のお話です。 中盤までは鳥肌を立てつつドキドキしながら読みました。特にリカの粘着質でじめじめとした気色の悪い行動の描写が中々に秀逸で、主人公と同じくマンション住まいの私は読んでて怖くなってしまいました。 ただ、後半はリカがあまりにも強すぎて正直笑ってしまいました。音も立てずにいつの間にか背後に立っていたり、致命傷を負わせたと思いきや凄まじい力で反撃してきたり、複数人を相手どって殺して逃げだしたり…暗殺者としての適性が高すぎてゾルディック家に育てられたのではないかと思ってしまうほどです。 恐らくリカは人間という生物を超えた怨嗟の怪物か、SCP的なものに近い存在なのかもしれません。 人間の異常性による恐怖を求めて読み始めてしまっていたせいで、中盤まではそのあたりを堪能できたものの、終盤のリカ無双はちょっと予想外のものでした。 逆にリカ視点を想像しつつ読んでみたら、ジェイソン・ステイサム映画的な面白さを見出せるかもしれません。 上記のような感想にはなってしまいましたが、最終的には中々楽しんで読むことができました。人間の理解を超えたやばい存在のお話等が好きな方に特にお勧めです。

  • 超面白い!2回読んだ

    この小説が30年生きてきて1番面白いと思った。7年前、大学生だった頃卒業旅行に行く飛行機で読んでから忘れられなくてもう一度読んでみた。今回も一気読み。ほんと怖くて面白い。

  • 見下してるような印象

    話自体は想像もしやすい書き方でスピード感もあり良かったと思います。 ただ“リカ”のビジュアルがイマイチ想像しづらかったのは私の想像力の問題なのか、描写が甘いのか、それとも現実感を薄めるためにわざとなのか....。 きっとおぞましいビジュアルなようなのでもう少し想像してゾッとしたかったです。 そして評価が低いのは、 なんか表現や出てくる人たちの目線から、女を下に見ている感じがしてムカムカしました。すれ違うだけで害がない人たちすらも「女性は」ではなく「女は」と表現するところ。 そもそも不倫を肯定するような馬鹿げた表現があること。 男性キャラクターだけ名前が付き、たくさん登場するように思います。 妻の描写やリカの描写が甘いのもそうゆうところからくるのかもしれません。 著者には 女性をザッとひとまとめにして“女はこうゆうもんだろ?”という意識があるように思い、リカを応援する気持ちすら生まれました。

  • 大満足です

    丁寧で無駄のない梱包で、迅速にご対応頂きました。 商品も"良い"との情報でしたが、実際はほとんど新品同様のものが届き、大変に満足しております。 また、ぜひ利用したいです。

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