日本の文学賞

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ホラーサスペンス大賞

ホラーサスペンスたいしょう

ホラー性およびサスペンス性に富んだ長編小説を対象とした公募新人文学賞。

ホラー小説サスペンス小説長編小説
創設年
2000
主催
幻冬舎、新潮社、テレビ朝日
カテゴリー
ジャンル小説
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

ホラー性およびサスペンス性に富んだ長編小説を対象とした公募新人文学賞。大賞と特別賞が設けられ、奇数回の大賞受賞作は新潮社、偶数回は幻冬舎から刊行され、特別賞は大賞受賞作を刊行しない方の出版社から刊行された。また、本賞受賞後第1作となる単行本は、受賞作を出さなかった方の出版社から刊行された。

賞品

主賞品
大賞受賞作および特別賞受賞作の単行本刊行

選考情報

選考プロセス

第4回
審査員 大沢在昌、桐野夏生、唯川恵
第5回〜第6回
審査員 綾辻行人、桐野夏生、唯川恵

関連の賞

  • 推理小説の賞
  • 日本推理サスペンス大賞
  • 新潮ミステリー倶楽部賞
  • 新潮ミステリー大賞

過去の受賞者

吉来駿作 きらい しゅんさく 大賞

『キタイ』は、死んだ仲間を甦らせようとした高校生たちの儀式が、十八年後の惨劇へつながるホラーサスペンスである。過去の秘密を知る仲間たちが狙われる構成で、青春の罪と復讐の恐怖を描く。

十八年前の復活の儀式が、仲間たちを殺す悪夢として戻ってくる。

317ページ
ホラー復活高校生過去の罪復讐
木宮条太郎 きみやじょう たろう 特別賞

『時は静かに戦慄く』は、児童虐待の報告に苦しむ児童相談所長を起点に、無差別に見える殺人の背後に潜む法則へ迫るホラーサスペンスである。社会問題への不安と、進化をめぐる不穏なヴィジョンが結びつく。

無差別に見える殺人の背後で、人類進化をめぐる不穏な法則が浮かび上がる。

352ページ
ホラーサスペンス児童相談連続殺人進化社会不安
沼田まほかる ぬまた まほかる 大賞

夫の失踪をきっかけに、母と息子の日常が不穏に崩れていくサスペンス。家庭の内側に潜む孤独と執着を描き、現実の手触りのまま恐怖へ近づいていく。

九月が終わらないように、失踪の影が家族の時間を覆っていく。

189ページ
サスペンス家族失踪孤独
道尾秀介 みちお しゅうすけ 特別賞

山奥の村と霊の視線をめぐる怪異が、失踪事件の謎と結びつくホラー・ミステリ。民俗的な恐怖と論理的な解明が並走し、道尾秀介の初期作らしい不穏さを放つ。

見えないはずの眼差しが、過去の事件へ読者を導く。

397ページ
ホラーミステリ民俗失踪
高田侑 たかだ ゆう 大賞

他人が最後に見た光景を感じ取る男をめぐり、記憶、恐怖、暴力が連鎖していくホラーサスペンス。特殊な感覚が事件の手がかりであると同時に、主人公を追い詰める呪いとして働く。

他人が最後に見た光景を感じ取る男をめぐり、記憶、恐怖、暴力が連鎖していくホラーサスペンス。

342ページ
受賞作現代文学
誉田哲也 ほんだ てつや 特別賞

携帯電話とネットワークを媒介に、高校生たちの日常へ悪意が侵入していくサスペンス。都市伝説めいた怖さと青春の不安が重なり、初期の著者らしい疾走感で展開する。

携帯電話とネットワークを媒介に、高校生たちの日常へ悪意が侵入していくサスペンス。

459ページ
受賞作現代文学
佐藤ラギ さとう らぎ 大賞
ギニョル

佐藤ラギの『ギニョル』は、ホラーサスペンス大賞の受賞作として知られる作品。題名が示す世界を軸に、人間関係、記憶、時代の空気を描き、受賞対象としての完成度を備えている。

ギニョルは、ホラーサスペンス大賞の受賞対象となった佐藤ラギの作品。

受賞作現代文学人間関係
牧村泉 まきむら いずみ 特別賞

牧村 泉の『邪光』は、ホラーサスペンス大賞の受賞作として知られる作品。題名が示す世界を軸に、人間関係、記憶、時代の空気を描き、受賞対象としての完成度を備えている。

邪光は、ホラーサスペンス大賞の受賞対象となった牧村 泉の作品。

373ページ
受賞作現代文学人間関係
五十嵐貴久 いがらし たかひさ 大賞

『リカ』は、平凡な会社員が出会い系で知り合った女性に執着され、常軌を逸したストーキングへ追い詰められていくホラーサスペンスである。身近な通信手段から侵入してくる恐怖を、怪物的な人物造形で増幅させる。

日常の軽い出来心が、逃げ場のない執着の恐怖へ変わる。

321ページ
ストーカーホラーサスペンス出会い系執着都市の恐怖
春口裕子 はるぐち ゆうこ 特別賞

『火群の館』は、新築マンションで起こる怪現象を通して、無自覚な加害や小さな悪意が人を追い詰める過程を描くホラーサスペンスである。幻想味と生理的な恐怖を重ね、建物そのものが裁きの場へ変わっていく。

新しい住まいの奥で、見過ごされた悪意が炎のように立ち上がる。

311ページ
マンション怪現象復讐小さな悪意生理的恐怖
黒武洋 くろたけ ひろし 大賞

『そして粛清の扉を』は、黒武洋による本。ホラーサスペンス大賞で大賞となった。

ホラーサスペンス大賞で評価された『そして粛清の扉を』。

385ページ
受賞作文学賞日本語書籍
安東能明 あんどう のりあき 特別賞

『鬼子母神』は、安東能明による本。ホラーサスペンス大賞で特別賞となった。

ホラーサスペンス大賞で評価された『鬼子母神』。

558ページ
受賞作文学賞日本語書籍