火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
かつて「火喰鳥」と呼ばれた新庄藩火消頭・松永源吾が、失意の浪人暮らしから再び火消しの誇りを取り戻していく時代小説。個性豊かな仲間たちと壊滅寸前の火消組を立て直し、江戸の火事場に立ち向かう。
作品情報
炎に背を向けた男が、仲間とともに再び火事場へ戻る。
祥伝社文庫から刊行された「羽州ぼろ鳶組」第一作。貧乏浪人となった松永源吾が、火消としての傷と向き合いながら新庄藩火消組を再建する。第7回歴史時代作家クラブ賞文庫書き下ろし新人賞の受賞対象。
レビュー要約
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火消しという職能を前面に出した題材の新鮮さと、登場人物それぞれの背景が支持されている。熱量のある群像劇として、続刊へ広がる導入の力も評価されている。
書籍情報
- 出版社
- 祥伝社
- 発売日
- 2017-03-15
- ページ数
- 448ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 1.6 x 10.5 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784396342982
- ISBN-10
- 4396342985
- 価格
- 814 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/歴史・時代小説
「火の神様に、人の強さを思い知らせて下さい」 江戸随一と呼ばれた侍火消の、再生と再起の物語。 「ぼろ鳶」と蔑まれるが、クセ者揃いの火消集団の、一発逆転ストーリー! 「手に汗握らずにはいられない」 文芸評論家・細谷正充氏、熱狂! 人の命を守るため、どこまでも突っ走る源吾。窮地の中で火消として覚醒する新之助。立場を越えて彼らに協力する、男たちと女たち。これは凄い! 疾走する物語に煽られるように、心が昂る。興奮が収まらない。ノンストップで、ページを捲ってしまうのである。 (解説より) (あらすじ) かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。
1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)でデビュー。’18年『童の神』(角川春樹事務所 時代小説文庫)が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』(新潮社)で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』(講談社)が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』(集英社)で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「くらまし屋稼業」シリーズ(角川春樹事務所 時代小説文庫)、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』(文響社)『てらこや青義堂 師匠、走る』(小学館)がある。
レビュー
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わくわくドキドキ
江戸の古地図有ったらより分かりやすく、物語に入り込めるかも
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表紙が残念、中身は最高
本の内容はすばらしい、王道展開ですがとても面白いです。 しかし、今の文庫本の表紙が残念、 自分はKindleで読んで、知人へのプレゼント用に文庫を購入したらアニメ絵になっていました。続編以降も含めて、背中で語るシリーズがよかったのに…
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軽妙な娯楽作品
軽い時代物として楽しむのに丁度いい感じ。深みはあまりないが、テンポ良く軽妙。まずまず楽しめる。
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泣いたり笑ったり!
是非、読んで下さい♪ はまります!! 江戸の町を守る火消しを通して、江戸の人を垣間見ることが出来ます。
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現代の火消しの原点。
著者の「ひゃっか」を読後、こちらに行き着きました。現在の消防の祖となる江戸の火消し、現代の最新装備の無い時代にいかに火災に立ち向ったか、非常に興味深く楽しく読めました。後半に行くにつれ、胸が熱くなりボロ鳶組を応援してました。人間模様も俊逸で続編をすぐに購入しました。
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それぞれの再生物語
弱小、貧乏鳶組の再興と並行して、組員ひとりひとりもトラウマやコンプレックスを乗り越えていく。ただの火消組じゃない、熱くて、優しくて、強い仲間になっていくエピソードの数々がジーンときます。 勧善懲悪の構図がハッキリしていますし、人物もみんな個性的で、読み分けしやすく一気読みできました。
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戦隊物的時代小説?
かつて、NHKラジオの青春アドベンチャーというラジオドラマで放送されていて面白かったのを思い出し読んでみました。 なんというか戦隊ものに似た感じで、主要なチームメンバーが徐々に集まっていくというチームを作っていく様子を描いたのが本巻。 実際にあった出来事に取材しつつも、作者の自由な発想で先品を作っているという印象。 面白いのではあるのがだが、登場人物の心情を結構直接的に表現していて深みにかけるように感じた。 人気シリーズの初巻なので、もう少し読んでみようと思う。
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すごい
火消しの凄まじさを知りました。 熱くて肌がヒリヒリします。 一気読み。
関連する文学賞
- 歴史時代作家クラブ賞 第7回(2018年) ・受賞