作品情報
終電が止まった夜、乗客たちの人生は別の線路へ少しだけ切り替わる。
『終電の神様』は、事故で停車した終電を共通の場にした連作ミステリー。七つの物語を通じて、追い詰められた人々の選択、偶然の出会い、ささやかな救いを描く。
レビュー要約
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通勤電車という身近な舞台から、温かさと切なさを引き出す点が好評である。ミステリーの仕掛けよりも、乗客一人ひとりの人生が少し前へ進む読後感が魅力とされる。
書籍情報
- 出版社
- 実業之日本社
- 発売日
- 2017-02-03
- ページ数
- 320ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.4 x 15.1 cm
- ISBN-13
- 9784408553474
- ISBN-10
- 4408553476
- 価格
- 652 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ロマンス
第9回 エキナカ書店大賞 第1位! 10万部突破! 通勤電車は謎と奇跡を乗せて―― 父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、 背後から痴漢の手が忍び寄る美人―― それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。 この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、 そして……。 あたたかな涙と希望が湧いてくる、傑作ミステリー! 【目次】 第一話 化粧ポーチ 第二話 ブレークポイント 第三話 スポーツばか 第四話 閉じない鋏 第五話 高架下のタツ子 第六話 赤い絵の具 第七話 ホームドア
1954年東京都生まれ。東京大学在学中に野田秀樹らと劇団「夢の遊眠社」を設立。企業のエンジニアを経て、シリコンバレーのベンチャー設立に参加。99年「天使の漂流」で第十六回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。2005年『覇権の標的』で第二回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞を受賞し、デビュー。主な著書に『D列車でいこう』『インバウンド』『黄金町パフィー通り』など。
レビュー
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それぞれの物語
同じ電車の関係でそれぞれの物語が作られていく。 個々の物語が繋がるものもあり読んでいて感動できる作品でした。 ドラマとかでもぜひやって欲しいです。
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神様は、いつも側にいてくれる
電車に、乗った人々で思う出来事に、ちゃんと神様がいろんな形で、いてくれる。
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わくわくする
結果が気になりあっという間に読めちゃいます
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終電にまつわる悲喜こもごもの人間ドラマ
この作者の作品は初めてだが、中々引きつけられた。他の作品も読んでみたくなる。
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終電とは
大ヒット!と謳われているし、表紙も綺麗だし、こういうタイトルだから感動系なのだろうと、心が乾いていた日に購入。 期待外れ。 そもそも、読み終わって本を閉じてタイトルを再び目にした時に、 「え、終電の神様?終電、関係ないよね??」 と思ってしまいました。ネタ切れだったんでしょうか、終電が絡むのは最初の数話だけです。ただ、その前半数話のお話はいい味出してます。 女装が一つのキーワードのように出てきますが、これだけ引っ張ってきて結局最後の最後まで何がしたかったのかがわからない。 短編集が苦手なのかな、という印象も受けました。
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ありがとう
子供の頃から乗っている小田急線は、昔はめったにダイヤが乱れたりしなかった。 それがいつの頃からか、頻繁に止まるようになった。「お客様の人身事故で・・・」 その定型句が何を意味するのかみんな分かっているけれども、薄暗い世情の「よくある事」として 自分にも世間にも、あきらめのようなやるせなさと一緒に染み込んでいたのかもしれない。 けれどこの本を読んで、その「染み込み」がちょっと薄れたと思う。 ありがとう。
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人にはお薦めできないかな
正直に言ってあまり面白くなかったです。 感動のヒューマンミステリーとかいてありますが、ミステリー要素が見つかりませんでした。 なんとか全て読みましたが、最後にあっと驚くところもなく、何となく終わりました。 人にはお薦めできない本です。 この本がと言うより、売り方に問題があると思います。 お薦めしていた書店のポップを作った店員さんはこの本を読んでいたのでしょうか? タイトルと表紙はよかったので、インテリアとして☆2つ
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表題作は、なし。
通勤通学の電車内で「運転見合わせ」「遅延」経験者ならば、 時に、大きく頷きながら、場面を想像して息を詰めながら、また、ぞっとしながら、 頁をめくるだろう。 電車という密室に乗り合わせた人には、当たり前だが、それぞれに生活と人生がある、 ということを、あらためて、認識させてくれる一冊。 これからは、万が一、運転見合わせに遭遇しても、ほかの乗客を、さりげなく観察し、 想像することで、閉じ込められた苦痛が、ほんの少しだけ、緩和されるかもしれない。 タイトルと内容は、乖離しているような印象を受けた。 書き下ろしの「ホームドア」は、良い話なのだが、取って付けたような作り話過ぎて、 残念。