日本の文学賞

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世紀末大バザール 六月の雪

鮎川哲也賞

世紀末大バザール 六月の雪

日向旦

大阪近郊の小さなショッピングモールを舞台に、探偵役の男が家出人探しの途中で奇妙な事件に巻き込まれる軽快な長編ミステリです。

ショッピングモール探偵終末感本格ミステリ改題

作品情報

『六月の雪』は『世紀末大(グラン)バザール 六月の雪』として刊行された。

第15回鮎川哲也賞佳作。応募時の題名は『六月の雪』で、刊行時に『世紀末大(グラン)バザール 六月の雪』へ改題された。東京創元社の単行本として刊行され、半非合法のショッピングモールを舞台に、世界の終末を前にしたような小さな共同体の騒動を描く。

書籍情報

出版社
東京創元社
発売日
2006-06-27
ページ数
288ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784488023881
ISBN-10
4488023886
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 世紀末大バザール 六月の雪 : 日向 旦: 本

レビュー

  • 物議を醸した作品

    本格ミステリーを募集している文学賞に送られてきたコメディタッチの作品。 おまけに、二つの密室事件は話の途中でいとも簡単に暴かれる。 そんな「規格外」の作品にもかかわらず、鮎川哲也賞を受賞してしまったのである。 関西コントのノリで笑えるシーンが多く、出てくる登場人物も奇天烈なキャラクターばかり。 しかし、そんな面白おかしい話を読み進めていくと、最後にアッと驚かされることとなる。 ここに書かれているのは「お笑い」ではなく、人の魂の「拠り所」だと気づかされる。 最後の最後までそれを隠し通す手法は「本格ミステリー」そのものといっても差し支えないだろう。

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