日本の文学賞

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ぼくたちは なく 【小学1年生 2年生からの本】

三越左千夫少年詩賞

ぼくたちは なく 【小学1年生 2年生からの本】

内田麟太郎

子どもの声に近い平明な言葉で、泣くことや心の動きを見つめる詩の本。小柏香の絵とともに、感情をそのまま受け止める余白がある。

子ども感情

作品情報

ぼくたちはなくは、内田麟太郎の受賞作として刊行形態でも確認できる作品です。

ぼくたちはなくは、PHP研究所から刊行が確認できる内田麟太郎の作品。受賞歴と書誌情報を合わせて読むことで、同時代の文学賞が評価した題材や語り口を追える。

書籍情報

出版社
PHP研究所
発売日
2010-01-05
ページ数
111ページ
言語
日本語
サイズ
15.4 x 1.4 x 21.7 cm
ISBN-13
9784569780184
ISBN-10
4569780180
価格
553 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集/現代詩

「ぼくたちは なく/つらくて つらくて なく/こえを ころして なく/こえを あげて なく/でも ぼくたちは いきていく」(「ぼくたちは」より) 親を想う子どもの切ない気持ちをうたった詩やユーモアたっぷりの言葉あそびの詩など、39の詩を「泣く」「笑う」というテーマで収録。 教室や家庭で子どもたちといっしょに読みたい、涙と笑いの内田麟太郎詩集。心があらわれ、生きる力と勇気がわいてきます。 「泣く」……おまじない/そうかい/なけたらいいね/おへそ/ひろった石/もっと/睡蓮/いつも/なきはなよ/ないしょ/はは/きみのなまえを/なのはな/いたよね/さびしいほし/戦争/そらに/引力 「笑う」…… ずっこけうた/すごい/ゆめ/すかたん/かける/ママがわらう/なくかしら/じぶんのこと/くどい/しゅみ/せいかく/くちぐせ/すっぽん/しんさつ/木/らくてんか/はいく/いたい/いけない/はつこい/どきどき

【内田麟太郎】 1941年、福岡県生まれ。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)と『すやすやタヌキがねていたら』(文研出版)で日本絵本賞、『かあちゃんかいじゅう』(ひかりのくに)でけんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかに「おれたち、ともだち! 」シリーズ(借成社)『おかあさんになるってどんなこと』『だんどんだんどん』(PHP研究所)などがある。 【小柏香】 1968年、埼玉県生まれ。出版社勤務後日本画を学び、現在は主に絵本や児童書のブックデザインやイラスト、編集などをしている。 イラストに『童話集白いおうむの森』(皆成社)、紙芝居に『ねっちゅうしょうにごようじん! 』(教育画劇)、ブックデザインに『日本の生きもの図鑑』(講談社)『すみれちゃん』シリーズ(皆成社)『しっばいにかんばい! 』(童心社)など多数ある。

レビュー

  • 詩がよい

    詩の内容に感動します。

  • 生きてるだけで じゅうぶんえらい

    つらくて泣きたいときには この絵本をめくって 涙の川をわたって、すっきり元気になろう。 元気になれなくてもかまわないんだよ。 生きてるだけでじゅうぶんえらいんだから、と 麟太郎さんがそっと肩をだいてくれる。 もしかしたら/にんげんがえらいのは/かなしくても/つらくても/しにたくても/いきているからかもしれない。 いしはなくだろうか/てつはなくだろうか/ほうせきはなくだろうか/ ぼくたちはなく/つらくてつらくてなく/こえをころしてなく/こえをあげてなく/ でもぼくたちはいきていく

  • 小難しい詩は一つもありません

    内田の詩集です。第一章が「泣く」で二章が「笑う」ですから、もちろん内田のメッセージは「泣く」から「笑う」です。「泣く」があって、「笑う」がある、だから今は泣いても、死んではだめだよ、があります。 小難しい詩は一つもありません。授業で「詩人はここで何を言いたかったのか?」なんて下らない質問を教え手が出来ないように、そのまんまの言葉が並んでいます。設問を立てないとわからないような詩を、詩人が書きたいはずはないですもの。もしいたら、その人は詩人ではなく言葉で気持ちを隠そうとしている人です。 この詩集は子どもに向けて作られていますから、大人は内田の側から詩を眺めるようになっています。その辺りの佇まいも内田らしい。

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