4つの初めての物語 (ポプラの森 11)
小学六年生の同じクラスにいる綾子、真理奈、省吾、亮平が、それぞれ忘れがたい「初めて」を経験する連作短編集。子どもから大人へ向かう時期の痛み、期待、孤独を、あたたかな視線で描く。
作品情報
同じ教室の四人が、それぞれの場所で忘れられない初めてに出会う。
ポプラ社公式で、ポプラの森シリーズの児童向け単行本として発売年月、ISBN、ページ数を確認した。四人の子どもを通して、初めての選択や感情が大人になっても残る記憶として描かれる。
レビュー要約
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日常の小さな出来事を、子どもにとっては大きな節目として描く点が魅力である。派手な事件よりも、心の動きの繊細さを味わう読者に向く。
書籍情報
- 出版社
- ポプラ社
- 発売日
- 2004-10-01
- ページ数
- 231ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784591082942
- ISBN-10
- 4591082946
- 価格
- 2377 JPY
- カテゴリ
- 本/絵本・児童書/読み物/童話・文学
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レビュー
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童話?高学年以上ぐらいから
ブラジャーか、、恋愛とか性差が気になってきた頃に読むといいのかなぁ。 再婚の子同士の兄弟とか、ラブコメでは定番なんだけど、童話、童話? ティーンズアダルトとかいう分類になるんでしょうか。 秘密基地の話や、チャリパクの話もあって、男の子にもオススメですよ
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小さな仕草でスケッチした「心の冒険」
確かに表紙でも見ることができるイラストは、かわいいし、かつイマ風なんだけれど、最初の物語が、ブラジャーを買いに行くってーのは、児童書の本売りマーケティング的にどうよ?とも思ったが、こーゆー本はまず図書館で女子が見つけて、女子の中でだけ回し読みが始まり、教室の隅で女子がキャッ&キャッと盛り上がっているのを、「なんだよ、お前らぁー」と、元気と勇気のイイ男子が声をかけ「キャァーッ」と女子は言いつつ、「あんたダケに教えるわ」とか言いつつ、貸してあげる。 その男子は「おおっ、オレだけ?」とか思い勉強部屋でこっそり&ドキドキしながら読み進める。んで、後半の男子部分で「うぉっ!」と小さな(?)魂を盛り上げ、翌日には仲のイイ男子に、また貸ししちゃう。・・・・・・これ、カルト文化の発祥の流れ? まぁ、そんなユーザーの動向が目に浮かんじゃうぐらい、この本を読み終えると小学生高学年の思考が「身につく」。んーじゃなくって「思い出す」だな、この場合。 このオヤジがこのザマなんだから当事者諸君は楽しんで読めるんだろーな。 うらやましい。 そうさせるための仕掛けがこの本にはたくさん散りばめられているが、最も大きなグルーブは、主人公の心理の変化を小さな仕草でスケッチし、それを点在させることで、「心の冒険」を書ききったこと。たとえば「初めてのブラジャー」では、「ママにとっても初めて」という意味を保留にする一方で「まっ暗だとねむれない」幼さをとらえ、「期待に高鳴った。それに気づかれないように、わざとのろのろ、グレープフルーツをスプーンですくっ」たりする。 幼い読者はその意味が分かるんだろーけれど、同時に自分がやってきた意味の無いような仕草にも意味があったんだーと、発見するんだろうね。 それって、読書の喜びを知る瞬間だな。だからオジサンは、彼らを二重にうらやましく思っちゃう!