日本の文学賞

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蒲生邸事件

日本SF大賞

蒲生邸事件

宮部みゆき

『蒲生邸事件』は、宮部みゆきによる作品で、1997年の日本SF大賞で受賞対象となった。毎日新聞社から刊行された作品として読まれている。

作品情報

日本SF大賞で受賞対象となった『蒲生邸事件』。

『蒲生邸事件』は、宮部みゆきによる作品で、1997年の日本SF大賞で受賞対象となった。毎日新聞社から刊行された作品として読まれている。

書籍情報

出版社
毎日新聞出版
発売日
1996-09-01
ページ数
427ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784620105512
ISBN-10
4620105511
価格
53 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

第18回(1997年) 日本SF大賞受賞

レビュー

  • 主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたい

    同じ本でもこの表紙絵が大変気に入り、敢えて中古本を購入しました。若い頃のふきさんですね。 前半は正直あまり面白いとは思いませんでしたが、事件の発生を境に読み進む程に面白くなり、最後は圧巻でした。時の流れは残酷で、全てが過去の思い出となる時が必ず来るのですね。 私の父も戦争でフィリピン方面に行き、マラリアに感染しながらも戦い、そして捕虜になりました。幸い父は平田とは異なり無事に日本に帰国する事が出来、今こうして私が存在しています。父も青春を2.26事件の時代に生きたんだなと思うと感慨深いものがあります。 主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたくなりました。タイムトラベルの力が主人公にも与えられてふきさんと再会し、ふきさんと幸せに暮らしました、とかね!

  • 宮部みゆき作品の中で一番好きな作品です。

    以前、テレビドラマで見たことがきっかけで購入しました、タイムトラベル小説のなか では広瀬正のマイナスゼロと並んで大好きな作品です。

  • 今を生きるということ

    宮部みゆきさんの作品の中では真っ先に選ばれるものではないかもしれませんが、さすがと言うか、やはり読後感は深ーいものがありました。 人が一生かけて知るかも(それでも知らないかも)しれない欠片を、タイムトリップする主人公と共に見ることで、「今を生きる」意味を考えさせられます。

  • 昭和はそういう時代だった

    当然ながら、本編よりは時代が新しくなるけれど、 昭和という時代はそんな時代だった。 電話を近所の家から借り、テレビも借家の大家さん や街頭テレビで見た。 なにより、それを“貸す側”が当たり前だと思って いた。 『昔の人は現代人よりも劣っている』というのが我 々の認識だと思う。 平成の、インターネットによるグローバル化した視 野を持った我々の方が、明治維新の坂本龍馬より、 大阪城を作った豊臣秀吉よりは確実に物事や時代の 流れがが判っていると思っている。 ましてや縄文時代に行ったら神様扱いになるに違い ない。なんてね。 ところが、時代や人の価値観、学習能力は、もしか したら現代は歴史上、かなり低い順位になりそうだ。 主人公の、(どうせ俺は未来人で、すぐにこの時代 から立ち去るし、君らは過去人で、これから日本が どうなるか知らず、何も見えていない未開人だ)と いう考えを背景にしたずーずーしさや優越感は、随 所でその行動や発言に現れ読者は冷や冷や(イライ ラ)する。 ところが、現地(当時)の人達は、輝ける(当時の 人から見ればそう見えるはずの)未来に移住するよ りも、その場に留まって生きよう、あるいは死のう と決断する。 俺らだったどうよ?! 近いうちに君らのほとんどが死んじまうけど、未来 に行かねぇ?って言われたら、『じゃぁ、しょうが ねぇから行こうか』なんて思うんじゃないだろか。 どちらが正しくてどちらが正しくないとか、保守的 とか革新的とかじゃなくて、どちらがその時代を、あ るいは家族や友達を愛してるのかという事を考えると …。 私は過去の人たちの方が、我々よりもずっと生きてる 意義や実感を感じながら生きたんだと思うよ。 生き方や幸福感、恋愛感や人生観を考えさせる…やっ ぱり“ミステリ”からははみ出る作品だと思う。 “無冠の帝王”ってあるじゃん? 恋愛小説としてもミステリとしても時代小説としても 無冠かもしれないけれど、エンターテイメントとして は星四つ以上つけられると思うよね。 (むしろ星つけないほうが価値あるような気がするん だけど)

  • 満足です

    とにかく読んでみてください(ちょっと長いですが)。決して損はしません。どなたかもコメントを書かれていましたが、最後に「孝史さんとふきさん」再会させてあげたかった・・・しかし、このような終わり方だからこそ、余韻が残るのでしょう。

  • 余韻に浸る

    はじめのほうは苦手な歴史のにおいがしたり、 タイムトラベラーの要素があったりで、 はずれかもと思いながら、スローペースに読んでいたのですが、 中盤あたりからぐいっと一気に物語りに引き寄せられて、 読み終わった後はしばらく、余韻に浸っていました。 こんなに読み応えのある話を読んだのは久しぶり。 どっぷりとはまって大満足。 そしてちょっぴり切ない。

  • 長いけど、どんどん面白くなる

    冒頭少し読んで、しばらくの間は積読でした。そのまま年末の大掃除で処分しかけて、思い直して読み始めたら、中盤からどんどん面白くなり、一気に読めてしまいました。書かれている時代は暗鬱なイメージがありますが、人間ドラマやファンタジーがあって、読み終わって温かい気持ちになりました。

  • スリルと最後の号泣

    分厚い本なので、始めは少し気合いが入りましたが、ページをめくるとそこは宮部みゆきさんの世界に引き込まれ、タイムスリップのスリルに引き込まれました。戦争に突き進む悲しさを読んで、事件の解決をドキドキしながら進んでいくと、最後にまさかの展開で、不意打ちをくらい大号泣。人の人生って名もない一般人でも立派に人生があるのだなあと感動。1人でいいから誰かに会ってほしかった。

  • Since I read this book and like it so much

    Since I read this book and like it so much, I bought this as a gift to my friend.

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