日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
朝永振一郎著作集 7 新装

大佛次郎賞

朝永振一郎著作集 7 新装

朝永振一郎

ノーベル物理学賞を受けた朝永振一郎が、物理学という学問の成り立ちを歴史の流れに沿って語る科学エッセイである。ケプラー、ガリレオ、ニュートンから熱力学や分子運動論へと進み、自然を見る考え方がどのように生まれ、変わってきたかを、研究者自身の実感をにじませながらたどる。

物理学の歴史科学的思考力学と熱力学近代科学の形成科学者のまなざし

作品情報

物理学は公式の集まりではなく、自然をどう問い、どう考え抜くかという人間の営みとして描かれる。

『物理学とは何だろうか』は、近代物理学の歩みを、発見の結果だけでなく思考の過程として描く著作である。上巻ではケプラー、ガリレオ、ニュートンを中心に力学的世界像の成立を追い、下巻では原子論、熱、分子運動論へと話題を広げる。科学史の叙述でありながら、抽象的な理論がどのような問いから生まれたのかを読者に考えさせる、朝永晩年の科学啓蒙を代表する一冊である。

レビュー要約

  • 理工系の読者に向けて、物理学の考え方を根本からつかむための本として薦められている。歴史を追いながら基礎概念の生まれ方を読む構成が、専門に進む前の導入として評価されている。

書籍情報

出版社
みすず書房
発売日
2001-12-01
ページ数
362ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784622051176
ISBN-10
4622051176
価格
4000 JPY
カテゴリ
本/科学・テクノロジー/物理学/一般

物理学とは何だろうか

関連する文学賞