日本の文学賞

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大佛次郎賞 おさらぎじろうしょう

第7回(1980年)

小説ノンフィクション歴史書

受賞者

2名
朝永振一郎 あさなが しんいちろう 受賞

ノーベル物理学賞を受けた朝永振一郎が、物理学という学問の成り立ちを歴史の流れに沿って語る科学エッセイである。ケプラー、ガリレオ、ニュートンから熱力学や分子運動論へと進み、自然を見る考え方がどのように生まれ、変わってきたかを、研究者自身の実感をにじませながらたどる。

物理学は公式の集まりではなく、自然をどう問い、どう考え抜くかという人間の営みとして描かれる。

362ページ
物理学の歴史科学的思考力学と熱力学近代科学の形成科学者のまなざし
加藤周一 かとう しゅういち 受賞

古代から戦後までの日本文学を、詩歌や小説に限らず、思想、宗教、歴史書、民衆の言葉まで含めて読み直す文学史。外来思想への応答と土着的な世界観の変容を軸に、日本文化の精神史を大きな構図で描く。

文学の範囲を広く取り、日本人の精神活動の流れを古代から現代までたどる大著。

560ページ
日本文学史日本文化論思想史外来思想と土着性古典から近代