作品情報
『朝の森』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。
書誌情報と受賞一覧を照合し、大牧広の『朝の森』を対象作品として確認した。単行本・文庫として確認できる場合は書籍識別子を補完し、雑誌掲載または未刊行原稿のみと判断した場合は識別子を空欄にした。
書籍情報
- 出版社
- ふらんんす堂
- 発売日
- 2018-11-15
- ページ数
- 174ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784781411354
- ISBN-10
- 4781411355
- 価格
- 1403 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
◆第十句集 敗戦の年に案山子は立つてゐたか 戦争体験の一証言者として 老境に安んじることなく 反骨魂をもって俳諧に生きる著者の 渾身の新句集。 ◆自選十五句より 鳥雲にヒトはめげずに希望抱く 夏草と引込線の睦みゐて 見下しても見下しても蟻穴に入る 父とつくりし防空壕よ八月よ 芒山一本づつが傷だらけ 戦中や兵擲たれゐし芒原 地下街に売られし芒自暴自棄 遠くなる老のまなざし白甚平 軍神の生家朽ちゐて草いきれ 達観は嘘だと思ふ新生姜
昭和六年東京生れ。昭和四十七年「『沖』新人賞」受賞。昭和五十八年「『沖』賞」受賞。平成元年「港」創刊主宰。 平成十七年 「俳句界特別賞」を森澄雄氏と共に受賞。平成二十一年第六十四回「現代俳句協会賞」受賞。平成二十七年句集『正眼』により第三十回「詩歌文学館賞」受賞。第四回「与謝蕪村賞」受賞。第三回「俳句四季特別賞」受賞。平成二十八年第十五回「山本健吉賞」受賞。平成三十年『俳句・その地平』により「文學の森特別賞」受賞。 句集『父寂び』『某日』『午後』『昭和一桁』『風の突堤』『冬の駅』『大森海岸』『正眼』『地平』 エッセイ集『いのちうれしき』『俳句・その地平』『自句自解IIベスト100大牧広』他 多数 現代俳句協会名誉会員 国際俳句交流協会会員 日本ペンクラブ会員 日本文藝家協会会員
関連する文学賞
- 蛇笏賞 第53回(2019年) ・受賞